第170話 クソババアの効用 2

クソババア = 世の中の平凡な、それなりの女性

典型的な年長の女性の姿を知るための、

道標(どうひょう、みちしるべ)?!


別に、そんな人間見てもしょうがないわなぁ。

ということは?!

見てもしょうがないおばはんやおばあ様の姿を再確認するための人物

そう、そのために天から遣わされた年長の女性

そうとらえてみたけど、どうだろう。


なんだかなぁ~


そんな人間とわざわざ接触しなくてもよさそうものだよ。

~ ただし、金をくれる場合はこの限りではない。ナンチャッテ。

 あ、あの頃は、それもなかったな。はした飯つままされて、以下略。

 ためを思ってと言えばいくらテキトーなこと抜かしても免罪符だ。

 ええ御身分やったのう。


さっさと何か本でも読んでいるほうがよほどテメエの血肉になるわ。

そう毒づきたくもなった、10代後半の少年。

今や、下手な「クソババア」より年長のおっさん。


そんな銭にもならん頓珍漢にもならん愚にもつかぬ人間でも、

クソババアとなるなら、それ、反面教師のシルシ?!

それなら、かなりわかりやすい反面教師ってことにもなろうものよ。

黄色と黒が勇気の印なんて、今の若い人、知らんでしょ。

リゲインなんかよりはるかに明白。

時代を超えて反普遍的に通用するシルシだぜ!


ま、とはいえ、だ。

反面であっても、若い人らには教師としての役をしているわけよ。

それで、手打ちしましょう。

ってか?

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