養護施設「自由の森」Ｒ（アール）

第94話 ひまわり・おうち代わりの部屋の花言葉 ７

移転前の鉄筋園舎１階の大部屋は、就学前の幼児の部屋。

そのおへやのなまえは、ひまわり組。

ひまわりって、小学２年の夏休みに観察させられたっけ。

ライオンが百獣の王なら、ひまわりは百花の女王みたいな感じ。

花言葉は、花の大きさや本数に応じて変わるとの由。

ひまわりの花言葉

「私はあなただけを見つめる」「憧れ」

太陽を追うように咲く「向日葵」が由来。

大輪「偽りの愛」

小輪「高貴」

紫色「悲哀」

白色「ほどよき恋愛」他、ポジティブな言葉多数

次に、本数別

　　１本「一目惚れ」

　　３本「愛の告白」

　　７本「密かな愛」

　１１本「最愛」

　１５本「ごめんなさい」

　１７本「絶望の愛」

　９９本「永遠の愛」

１０８本、すごいぜ！　「結婚しよう」　

　～煩悩ここに極まれり（わっはっは）？！

９９９本は、なんと！　「生まれ変わっても愛す」　

　～その意気やよし。あっぱれだ！

スペインのインカ帝国制服の経緯より　「偽りの富」「偽の金貨」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（以上、引用終）

ひまわりのように大きく元気に育ってね

そんな程度の意味合いでその名をあの部屋にあてがわれた模様。

太陽を追うように咲く向日葵のイメージか。

戦前からの子ども像のひとつの、これだろうな。

のびのびと元気良く育つ子ども

だけど、その先のことを考えたら、ここで並んだ花言葉が、

様々な状況を言い当てている気がしてならんのよね。

これを言ってはオシマイだろうけど、最後に紹介した言葉をトレースすれば、

自由の森って、しょせん「偽りの家庭」だったってことか。

現に、かの作家氏が最初に入れられたのは、この「ひまわり組」でした。

親族から子どもを略奪して偽りの家庭を与える象徴！

ってか？

・・・・・・・　・・・・・　・

花言葉の引用先

https://greensnap.co.jp/columns/sunflower_language

Green　Snap Storeのサイトより。

一部形式上の編集及び修正を施しています。