第93話 ゆり・おうち代わりの部屋の花言葉 6

移転前の大舎制時代の部屋の名称にされた風物より


基本的に女子の入る部屋につけられた「ゆり」の花言葉。

「純粋」「無垢」「威厳」

いかにも、昭和の女子教育つながりの言葉ですな。

終戦直後から40年近く勤めたベテラン保母さんは、

この花言葉を御存知だったか否か。


さてこの花、色によっていろいろ花言葉があるみたい。

長くなるが、引用してみる。


白いユリの花言葉は

「純潔」「無垢」「威厳」のほか、「無邪気」「高貴」「自尊心」「栄華」

白ユリは聖母マリアの象徴であることが花言葉の由来とされています。


オレンジのユリの花言葉は「華麗」「愉快」

オレンジ色から華麗さやポップな印象を受けたことからつけられたか。


黄色のユリの花言葉は「陽気」

黄色といったビタミンカラーから、陽気さを連想してつけられたか。


ピンクのユリの花言葉は「虚栄心」

エレガントなユリの様子とピンクの華やかさから高嶺の花ともてはやされ、見栄っ張りな性格になった女性を連想したか。


黒いユリの花言葉は「復讐」「呪い」

これらは江戸時代の武将とその側室の間で起きた悲劇が由来。

                           (以上引用)


なるほど。各色に応じて意味が派生しているとの由。

それらすべてを承知の上で、女子の部屋に「ゆり」組を充てたのか?

人間って、白ばかりじゃないからね。

そこまで意識してつけられていたなら、大した深謀遠慮の賜物であろう。


だけど、いいところだけ思い切って取ってつけていたとするなら?


今回のところは、それは述べないでおこう。

なお、今時の「百合」との関連性は、ノーコメントで。


・・・・・・・ ・・・・・ ・

花言葉の引用先

https://greensnap.co.jp/columns/lily_language

Green Snap Storeのサイトより。一部形式上の編集を施しています。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る