第30話 そわそわする月の晦日
そして、4月も終わり。
桜の花は既に散ってしまって久しい。
その代わり、若葉のにおいが立ち込め始めている。
もうそろそろ、立夏。
暦の上では、春はもうすぐ終わりを告げます。
まだそんなに暑い感じもないけど、
夏は、もう目の前に忍び寄っているのです。
そして、5月の始まりは大型連休。
否、すでに連休の空気は、
夜を、もとい、昼も、時間を問わず、
世の中を覆っていますね。
この連休に合せて、何か行事でもしよう。
退屈させまいと、自由の森の関係者は何かを考えています。
なにかを、ね。
ってことです。
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