第23話 自由権=セーラームーンを見る自由
司法試験には、とても派が経たぬ。
何とか派を立ち上げるような力なんか、もちろんないよ。
あの試験自体に、歯が立たんのよ。
てなわけで、私、学習塾に逃げ込んだ。
そういえば、中学校では社会で公民を勉強した。
当然ここでも、教えることに。
自由権 ~ さあ、どういう表現を使って教えようか。
何も佐藤幸治先生の本を読んで勉強しなおすほどでもない。
でも、結構役に立ったよ!
そ、そうだ!
この手があったじゃないか!
自由権 = セーラームーンを見る自由!
当時まだ大学出の男性がそんなアニメを見るのが珍しかった頃。
私は、堂々と男女問わず中学生の前で高らかに宣言した。
今なら、もちろん、こうでしょ。
自由権 = プリキュアを観る自由!
あれれ?
見るから観るにかわったのは、なぜ?
わしには、わからん。
でも、これぞ年季の入ったアニメ道?!
ってこと!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます