27 動物のお医者さん(佐々木倫子)
動物のお医者さん/佐々木倫子/白泉社文庫、全8巻
動物マンガの王道の一つ。
ずいぶん昔の作品だけど、何度読んでも衰えない面白さがある傑作です。
昭和の北大で獣医を志すことになった主人公と周りの人々や動物たちのお話です。
タイトルと絵柄から昔初めて手に取った時は、感動ものなのか? と思って読み始めました。良い意味で裏切られました。
主人公のハムテルや友人二階堂、おばあさん、教授たち、菱沼さんなどの個性的な登場人物たちがまず圧巻。
個性的とひと口に言ってしまいますが、本当に個性的なので個性的としか言えないのです。未読の方にはこの辺ぜひ読んでみて体感してほしいです。
そしてチョビやミケ、スナネズミなどの登場動物も個性的だしかわいくてたまりません。
何しろ絵が上手いのです。
それに淡々と笑いのツボを滅多うちにしてくるタイプの面白さがある作品です。
笑いのセンスが抜群すぎて、もう。
文庫版はお手軽サイズですが、公共交通機関の中や出先で読むのはちょっと非推奨でしょう。腹筋が危険になるので。
新装版も出るそうですね。スペースさえ許すならほしくなります。
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