第14話 

俺に縋り付いているユリアは世界で1番魅力的だった。理性がぶっ飛んでユリアを傷つけないためにも一旦1人にならないと。


そしてユリアを落ち着かせてから自室に戻ろうとすると、か弱い力で服の裾が引っ張られた


「どうした?」

「嫌だ行かないで。私を捨てないで」

「はぁ」

ユリアは何も分かってない。そんな目で見られたら思いっきり抱き潰してしまいそうだ。


「ご、ごめん。わがまま言って。うそ、なんでもないの。ごめん」

「違う違う!ただ、ユリアがかわいすぎて理性を失いそうだったから一旦落ち着こうと思って」


そうすると恥ずかしそう声で

「抱いて」

と言った。

ユリアはルーカスに捨てられないためにも一夜でも過ごして、後ろめたさを感じさせて横に置いてもらおうという魂胆だった。


「いいの?本当に」

あぁ、もうこれはユリアが悪いから辛くなっても知らないからね

「うん、」


そうするとユリアをお姫様のように扱いベットに移す。段々と服を脱がし

ユリアの中を激しく掻き乱していく

「ユリアしっかり解さないとね」

と軽くキスをする

「あぁ、だめぇ、、、、、、なんかくる」


静寂の中でルーカスの細長い指で掻き乱された音が鳴り響いている。

「いやぁあ、ぁぁぁ、、!、あぁ」

「あ、ぁん」


さらに激しく奥をつかれた 

「うぅん、あぁ、ああああくる、なんかくる」

「あぁぁぁぁ、あ、」


とついに絶頂した。もう終わると思いきや、次はルーカスの太くて熱いものが入れられる

「いたい、いたいいたい、ああ」

「むりぃ、、ぃ、はいらなぃぃぃ」

「やぁぁ、いたぃ、」


やだ。怖い逃げなくちゃと思い少し体をのけぞると


いつもより低い声で

「ユリア何してるの。逃げないで」

とガッチリホールドされ、ルーカスの熱い棒が奥まで思いっきり突いた。


「んっ、、、」

ユリアはあまりの痛さに声を失った。


ルーカスが優しく

「大丈夫だよ、安心してユリア」

と紛らわすようにキスをしてくれると思いきや、思い切り首筋を噛んだ。

ガブっ

「いたぃ、」

初めては俺だって記憶に刻まないと。気持ちいいより痛みの方が記憶に残るからね。

あとでいっぱい気持ちよくしてあげるから今は我慢して


ルーカスは満足そうに

「俺のものっていう印」

とニコッと笑った


さらに激しくルーカスの動きがずっと止まらない、止まる気配もない。


「あぁ、、、、、、、」

ユリアは声も出ないくらい何時間も入れられっぱなしだ。


「ははぁ、んーーー」

「ユリア出していい?」

「うん❤︎いっぱい出してぇぇぇぇ、あん、あぁ」

「あぁぁぁぁ、、」

「ユリア大好きだよ」

「私も、、」

どろりとしたものが溢れ出すくらいユリアの中に入った。 


そのままユリアは気絶してしまった


その横でルーカスはあえて中は綺麗にせずに体だけ軽く拭いてあげて、そして頭を撫でた。

「やっと俺を受け入れてくれた。はやく孕んでね。一生そばにいてね」

親子の愛は誰よりも強いから、ユリアが子を産めば絶対に離れることはないだろう。離れようとしても無駄だけど。



 ルーカスは朝から機嫌が良かった。朝から可愛いユリアの寝顔を見る。


ユリアは昨日の激しさに腰を痛めてベットから出られなかったので、そのまま2人で食事をとった。


 ルーカスは学校があったので、すぐに身支度をしてユリアに部屋から見送られた。


 家から出て、振り向いてユリアのある部屋を見ると、窓からユリアがのぞいていた。


 あぁ、可愛すぎるだろ


 ルーカスはにっこりと笑って手を振る

そうするとユリアは嬉しそうに振り返し、いってらっしゃいと口の動きで読めた。


幸せすぎる。


 学校に着いてからは、クラスの皆んなに慰められるかのような眼差しで見られた。クラスメイトたちはどうやらユリアが完全にいなくなったという事実を知ったみたいだ。しかしそんな空気に反してルーカスは上機嫌なため、不思議そうに見られている。


 「ルーカス上機嫌だな。昨日あんなことがあったのに。」とガイアンが初めに声をかけた。


「あはは、頭がおかしくなったのかもしれないな」と笑っていいのけた。

そして続けた

「そうそう、ルチアーナの処分が決まった」

「あいつ最近見ないと思ったら、証拠全部揃ったのか」

「あぁ、お前たちのおかげだよ。処分はね、死刑になったよ。これで少しはユリアが報われるといいんだが」

「そうだな、あいつの処刑日はいつなの?」

「卒業式後」


 え、流石に一番注目が集まる日にやりすぎじゃないかと思ったが死刑なら関係ないのか?


「そ、そうか。俺らもユリアのためにもあいつの死ぬところを見届けたいよ」

「そうだね笑、でも、処分はもう王達と決めて死刑なんだが、普通の死刑じゃないっていうか」

「は、はあ、どうするつもりなんだ」

「あんなやつを一瞬で殺すなんて勿体無いからさ、あの広場に吊し上げておくんだ」

といってニコッと笑った。

「そ、そうか」


さすがにやりすぎなルーカスに恐怖を覚えた。

 学園では毎年恒例の行事で、卒業生は広場に行って、婚約者とダンスを踊るというものがある。広場はもちろん民衆が集うところであり、滅多に貴族達は来ることはない。しかしこの行事では、卒業発表、婚約お披露目、それ以外にも民衆へのお礼も兼ねてダンスを披露するという意味もある。

そのため大勢の民衆が来るだろう。

そこで吊るされたのなれば、極悪犯罪者と認識され、貴族からのヘイトはもちろん。それを見た民衆たちからもヘイトを向けられるだろう。

死ぬまで飲まず食わずで、民衆から石などの硬いものを投げ続けられる。

考えるだけでも惨すぎる。







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