　タイトル《桜梅桃李》

　幼い頃から僕は、なりたいものが多い子供だった。

　幼稚園ではテレビの中のヒーローに憧れていたし、小学生に上がってからは宇宙飛行士、オリンピック選手、花屋と毎年のように将来の夢が変わっていた。

　結局、将来の夢を未だに決められないまま高校生になって半年が過ぎようとしている。

　そんな僕が現在進行形でなりたいものは――僕の友人である〇〇だった。

▼▽▼▽▼▽

　これは作品になりました。執筆四年目くらいに書いて、八万文字くらいだったかな。

　タイトルが《桜は、梅にはなれない》です。ジャンルは現代ドラマ。

　わたしの作品では珍しく《純粋に書きたくて書いた》物語でした。

　桜梅桃李というのはわたしが高校の頃に知った言葉です。

　意味は、

　似ていても自分は他の何かにはなれない。だから羨むのではなく、自分を大切にせよ。

　みたいな感じです。

　もっとざっくり言えばオンリーワンになろう！　かな？

　これは、わたしの座右の銘でもあります。

　面白いかは別にして、自分には特別な一作となりました。

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