アイデアNo.016 美少女学:設定+あらすじ
その都市では、人々の役割が明確に分かれていた。
研究する者と、研究を実践する者である。
二つに分かれることで都市をより豊かにしようという政策だ。
十三歳になると通う、選択学校。
この学校では基礎知識をを学び、二年生以降では将来の下準備に入る。
つまり、自分が研究する者と実践する者のどちらになるかを選ぶのだ。
そして彼は《美少女学》なる研究室を立ち上げた。
かつて誰も研究したことのない題材だ。そのため将来も研究するためには学級会と呼ばれる研究の成果を報告する場で、その研究が有益であると認められる必要がある。
「美少女とは何か、それが問題だ」
「なによ、いまさら」
「それだけ深いテーマなんだよ。これは」
研究室には少年と少女の二人しかいない。
少女はこのよくわからない研究室に、少年に誘われるがまま来たことを少しばかり後悔していた。
だけど少年に美少女だと言われて、まんざらでもない気持ちになる少女でもある。
▽▼▽▼▽▼
斬新な気はする。
でも美少女ってなんぞや? と考え始めるとビジネスがゲシュタルト崩壊しそうなんですよね。
面白く書ければ間違いなく需要はあると思う。もしかしたらこれで入賞を狙えるのでは? とさえ可能性を感じる。
唯一の問題は、わたしの手には余るということだ(笑)
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