第四十九話 化け物

この町の鉱石をかけた戦いの火蓋が切られた!

盗賊「フハハハ...貴様ら程度に負けるわけないがな...」

ユメ「そうやって笑っていられるのも今のうちよ!」

ピチューン!バシューン!

ユメが星弾で攻撃をする

キン!

ユメ「なっ...効いていない...?」

盗賊「フフフ...私たちに攻撃は通用しないわ...!」

無敵系能力ってやつ?

盗賊「その通りだ!だからお前らがどんなに攻撃しようと無駄だよ!さっさと諦めな」

レオ「まずいね...盾作ってガードするかぁ...」

ラミア「私盾持ってるよ!」

レオ「ほう、見せてみろ...」

ラミアの盾は、どこか宇宙を感じる盾だった

ユメ「銀河みたいで綺麗ねその盾」

ラミア「見ててね!」

シュゥ...

攻撃を吸収してるやん、これなんて名前の盾だよ

ラミア「宇宙の盾スペースシールド!私特性よ!」

レオ「何で作ったんこれ」

ラミア「小惑星みたいな岩で作った!」

...たぶんそれあいつユメが最初に乗ってきた流星じゃね?

レオ「よくあんなでかいもん加工できたな...」

ラミア「作ることが好きだからね!」

盗賊「...そろそろその道具紹介終わってもらっていい...?時間がねぇんだよ...」

さっさとかかってきやがれ!

盗賊「オラァ!毒ナイフ!」

ナイフがめっちゃ勢いよく飛んできて、レオに当たった

レオ「いってー!」

わざと痛がってる...

盗賊「ハハハ!当たってしまったなぁ!その毒結構強めだからなぁ!苦しみな!」

レオ「そうかそうか...オラァ!」

レオはナイフを投げ返した

盗賊「いだぁ...!なんで痛いんだ...!」

レオ「だって毒結構強めなんだろ?だからもっと強くして返してやったぜ!」

盗賊「無敵を貫通するなんて...!」

いやいや、ホントは効いていないんだろ?

盗賊「まぁそうだけど...毒は食らってる...」

そかそか、とりあえずラミアの盾に触れさせてみようぜ

ラミア「は、はい!」

スッ...シュ...

す、すげぇ...盗賊を盾の中にって...消えてる!?

盗賊「残念だったな...!今のは一体目だ...!」

そーいやそうやん、完全に遊んでた...

レオが急に前に出てこう言った

レオ「いっぺんに来いよ、無敵というなら、そっちのほうが良いぜぇ!」

挑発をしたのだ

ラミア「えぇ!?いっぺんに来たら困りますよ!」

ユメ「まあ見てなって、レオはすごいからな!」

盗賊「貴様ら...覚悟しろよ...私たちはほぼ無敵なんだからな...!」

そうして盗賊がダッシュしてくる...と思っていたら...

「グオオオォォォォォォォォォォ!」

なんだ?

ラミア「なんか来ます!とても大きいです!」

ユメ「なんだって!?」

宝石の人「こんな時に...なんだ...?」

盗賊「大きいだと...!まさか...」

声がしたほうを見てみると、どこかで見たようなでけぇモンスターがこっちへ向かってきていた

「グオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」

うわやべぇ!避けるぞ!

全員でモンスターの突撃を避ける

「うぉぉぉぉぉ!!!」

盗賊「こいつは厄介だ...時間もねぇ...ずらかるぞ!」

あっやべ、逃がしちまった...

まったく...とんだ邪魔が入ったぜ...

あのモンスター...どこかで見たような気がするが...一瞬しか見えなかったからわからねぇな...あいつらを追いに行かねば...ここの人たちがかわいそうだ...

─日は暮れていたが、追いに行くことにした

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