第四十二話 星と適応

三十三日目...

ポルサネは風邪から復活した

っしゃぁぁぁぁぁぁぁ!

ニコ「元気ですね...」

そして外へ出る準備をしていたら

ビュ-ン

ドゴーン!

ファ!?何事!?

ユメ「あぁ...流れ星で足首くじいた...」

何してんだよ、というか、おかえりユメ、どこ行ってたんだい?

ユメ「星の欠片を集めに行ってたんだ!」

ほう、でどんぐらいもってきたん?

ユメ「軽く1兆」

軽くっていうかぁ!?

ユメ「細かいし...見てみる?」

恐る恐る見てみると、水っぽかった(もはや液体レベルで細かい星の欠片)

....水じゃないの?

ユメ「いやいや、ちゃんと全部星でできてるのよ」

ほ、ほう...それ何に使うん?

ユメ「何かに使えるらしいよ、多分何でもできそう」

それ信用していいの?

ユメ「知らない...」

まったく...数日間登場しないと思ったら...

イチ「それより、ケンがまだ戻ってこないんだよな...」

えっマジ?ケン帰ってきてないん?

ニコ「私動けない...怪我しちゃった...」

ユウ「前撃たれましたもんね...散歩してたら...」

そんなことあったんだ...(風邪でずっと一日中寝てたから何があったか知らない人)

ユメ「私帰り道でいい鉱山見つけたんですよ!行ってみませんか?」

マジ!?先に言ってくれよ!めっちゃ行きたいんだが!

ユメ「この流れ星4人まで乗れるから、あと二人行けるよ!」

ラミア「私も行こうかしら!素材が欲しいし!」

レオ「俺も連れてってくれぇ~!」

ラミアとレオが勢いよく走ってきた

あれ、他は来ないのか?

オスト「まだ眠い...」

ユウ「ニコを見てるので...」

んまぁいいか、ユメ!行くぞぉ!

ユメ「よし!エンジン全開!」

(エンジン!?)

ガタッ...ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

流れ星はゆっくりと浮かび、そして飛び始めた

レオ「風が気持ちいいぜ!」

めっちゃ速くね?ラミア大丈夫かって...落ちかけてる...

ラミア「引っ掛けフックあってよかった...」

結構持ってんのね、そのバッグの中に...

ラミア「ちょ、勝手に見ないでよ!ユリが見てたら多分八つ裂きにされてたわよ!」

んな性格してたっけあいつ...

ラミア「鍛冶屋の町ではあまり人のバッグを見ちゃいけないって言われてるのよ」

んでユリは目撃者を消す...なるほど、理解したわ

ユメ「割と遠いなぁ...時間かかるかもしれません...」

レオ「ちと狭いなぁ...適応で広げてやるぜぇ!」

ユメ「あっちょっと!」

シュゥワァ...

す、すげぇ...!星が大きくなってやがるぜ!

ユメ「すごいわね、レオはなんでもできそうじゃない...」

レオ「できないことなどあんまりない!」

もう何でもありだろレオは

ラミア「レオさんの武器何でできてるかとっても気になります!」

レオ「まあ後でじっくり見せてやるから」

─愉快な4人旅はまだ続く...

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