第三十七話 天使を嫌う者

─ケンが招待人について行ってるとき、ユウ達は...

ユウ「散歩行こうかなぁ...」

ニコ「いいですね!」

エル「僕も行きたいな...紅茶だけじゃさすがに飽きてきたよ」

天使3人で散歩に行っていた

ニコ「それにしても、ここら辺は空気が美味しいですね!」

森の中は、自然が広がっていて、いい場所だ

ユウ「紅茶を飲むと気分もよくなりますね」

エル「まだ飲むんだ...というか、歩きながら飲んでると危ないんじゃないか?」

そして森を歩くこと数分...

途中で疲れて休憩をすることにした

休憩中に物音がした

ガサッ

ニコは前から何かを感じて、身構えた

ユウ「あら、何かいるのかしら?」

ニコ「人がいます、それもどこかの教徒が...」

エル「なら構えなくてもいいんじゃないか?」

その人は、至って普通の聖人に見える、だがニコは違和感を感じていたんだ

ニコ(エルの教会にいた人たちとは違う、何か嫌な雰囲気を感じる...)

「...天使がいる...なぜいるんだ...?前に仕留めたやつが...なぜ生きている...!」

突然その人はヒステリックを起こしだした

ユウ「前に仕留めたって...どういうことかしら...?」

エル「それに、なぜ生きてるか...だって...?」

二人は、疑問を持っていた

エルはそもそも死んだ覚えがない、というか、ポルサネ達に会う時は死んでいない

ユウは、銃に撃たれて死んだ、その時に撃ったのがこいつというのか...?と

ニコはやつに突っ込んだ

奴はにやけた

ニコ「グッ...いつの間に...」

ユウ「ニコッ...!」

奴は既に発砲していた

ニコは腹辺りを撃ち抜かれていた

エル「何のつもりだ、お前は...!」

「私は自分自身を神とし...それ以外は全部処刑だ...!」

奴は続けて撃つ

ニコ「グフ...グハァ...!」

(おかしい...何かがおかしい...!)

天使は攻撃があまり効かないはずだ...だが効いているんだ...

エル「守りの祈りをしなくては...!」

「そんなことはさせませんよ~!」

エルは手を撃ち抜かれた

エル「あぁ...!(射撃制度がシキ並だ...!)」

指を弾き飛ばされては、祈りができない!

エル(これ以上僕以外が傷ついては困る...ならば...!)

エルは奴の腕に向けて指を刺した

「グヘェ...やるじゃねぇか...自己防衛ってやつか?」

奴はまだニヤけている

エル「君には苦労させられるよ...仲間を傷つけるなんて、ひどいじゃないか...」

ニコは倒れそうになりながら、エルの顔を見た

(いつもと、雰囲気が違う...?)

エルは、いつも目の色が白色だった

でも、今は違う...黒色に染まっている

それに、いつもの優しい雰囲気が感じられない

エル「さぁ、こっちへ行こうじゃないか、本気で戦える場所へ...!」

─エルは、いったい何をする気なんだ...!


───────おまけ───────


あぁ~...なぁレオ、お前の適応力ってどんな感じなの?

レオ「なんかこう、スーって一瞬するんよ」

なるほど、イフちょっと深海に沈めてみて

イフ「あいよ!」

ビチャビチャ...

チョここで!?ブクブク...

レオ「ハハッ!大丈夫だ、おめぇが呼吸出来るような水にしといてやったよ!」

よかった...

イフ「凄いね...何でもできるんじゃない...?」

レオ「できそうだな!」

レイ「私と...どうかな?」

レオ「...怖いからやめとくよ...」

怖いのは嫌なんだな...

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る