第二章:人数増えたしそれぞれで行こう

第三十六話 決闘を仕掛けるもの

─三十二日目

早速だが...風邪引いた...

カイ「床で寝るからでしょ...」

ベッドで待ち構えてたのはどこの誰だよぉ~...ゲホッゲホッ...

ユウが氷枕を持って来てくれた

ユウ「今日は大人しくしてましょう...」

おぅ...

コンコン...

『招集かかってまーす!』

ちとイチ出てくんね...

イチ「わかった」

ガチャ...

「えっと...騎士の方いますか?」

イチ「ケンのことですか?」

「そうでございます」

イチ「ケン~!なんかこの人が呼んでるよ~!」

ケンはそれを聞いてダッシュで来た

ケン「素振りの練習してたわい...で何の用だい?」

「こちらの方から招集がございまして...」

ケンは招集人が持ってた紙を見た

ケン「ほうほう...騎士団長...騎士団長!?」

ケンは驚いている

「はい、あちら側のある町にいる騎士団長があなたを呼んでいます」

ケンはだるそうにしながら

ケン「はいはい、行けばいいんだろぉ~?」

と、自分の剣と鎧を持って招集してきた人についていった

───────────────────────────────────

ケン視点

(なんでこんな場所まで来たんだこの人...あとどの町かもわからないんだけど...)

ケン「そーいや、その人の名前見てなかった、もっかい見せてくんね?」

招集人「いいですよ」

ケンはもう一度招集紙を見た

ケン「えっと...アミ騎士団長か...」

(どこか聞き覚えがある名前だな...)

そして町へ着くと、赤髪の騎士が待っていた

「よぉ、久方ぶりだな」

ケン(久方ぶり...?知らねぇんだけど...)

「まぁ、知らないだろうな...貴様は過去を忘れて死んでいったんだからな...!」

ケン「まぁ、確かに一回死んだな」

「でも今は生きているんだろう?なぜだ?」

ケン「あの山で、とある奴に出会ったんだ、仲間を集めることに執着する人にな」

「ほう、ここを捨ててそっちについたと?」

ケン「そもそもお前誰だよ、俺忘れてるんだから教えてくれよ」

「招集紙を見てきたならわかるだろう?」

ケン(なるほど、そういうことか...!)

こいつがアミ騎士団長...!

アミ「まず戦う前に、なぜ私が君を呼んだか教えてやろう」

ケン(一応警戒しておこう...)

アミ「お前が復活したこと発覚したから、また殺そうと思ったんだよ!」

アミはいきなり斬りかかってきた

ケンは初撃を避けた

そのまま斬り合いになる

─この先、何が起こるのか...

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