第三十話 迷惑な奴

今日は綺麗に晴れたな

「昨日雲が全部吹っ飛びましたからね...まだ眠いです...」

ユウ、壁にぶつかってるぞ

「朝飯持ってきたぜぇ~!」

ほうほうってテル!?どこいったんだよ!?

「ワープホールで木の実持ってきた」

便利やなそれ、欲しいぐらい

「あげられないよ!しかもこれ自分以外の人は通れないから!」

えー...そこは通れて欲しかったな...

「いつか改良するから待ってよ...」

しょうがねぇなぁ...

コンコンコン...

なんだ?珍しいな...

ガチャ...

ドアを開けてみたら、すごいでかいチンピラみたいな金髪がいた

「ガハハ!邪魔するぜぇ!」

誰だこの男、めっちゃ勢いよく来グヘェ!?

突進してくるんかぁ...うぐ...

「ガハハハッ!豪華なものいっぱいだぜ!」

そうして、いろんなものを持ち去ろうとする

もちろん、イチたちが止めにかかる

「おい何しに来た!帰れ!じゃねぇとぶっとばすぞ!」

イチがそう言った直後、男はぶん殴ってきた

「いってぇ!」

イチは勢いよく吹っ飛んだ

だが他のやつだっている、男はそれを理解したのか、こんな策を取ってきた

「オレに近寄るんじゃねぇ!こいつをやってもいいのか!」

なんと、逃げていたはずのミアを捕まえ、脅しにかかった

まぁ、それをしたところでなんだがな

「アハハハハ!その子に触れるんじゃねぇ!このヘンタイ野郎!」

「ぐぇぇぇぇぇぇ!」

ユリの一撃で男はダウンした

「...大丈夫か?...」

「怖かった...」ブルブル...

「おいポルサネ起きろぉ!何気絶してんだぁ!」

グヘェ!?サン!殴って起こしに来るなぁ!

「まぁまぁ、サン落ち着いて...」

ニコが止めに来た

こいつどっかに捨てといてくんね?レオ辺りが

「わかっt」

「どいてぇ!」

へ?どうしたアリス...

「この男を私が投げます!」

あ、あぁ...やってくれるんだ...任せるよ

「えぇーい!」

遥か彼方まで吹っ飛ばしたな...

さて、今度こそ食事を...

コンコン...

あぁもうなんだよ!めんどくせぇなぁ!

ガチャ!

...へ?

「この変な奴飛ばしたのは貴様らか?」

...まあそうだけどウゴォ!

今日はろくな目に合わねぇ...グフ...

「我の家の窓ガラスが割れたんだけど!どうしてくれんのよ!」

いや知らねぇ...

「何の騒ぎですかって、カミア先輩じゃないですか!」

ユウ...なんだそれは...

「カミア先輩は創世神ですよ!ところで、何があったんですか?」

「我の家にこいつが飛んできて、窓ガラスが割れたんだよ!」

「あら、そうなんですか...こっちは軽い襲撃を食らったんですよこの方に...」

「ほう、そんな理由があったか...!ならばこいつはこっちで裁いてやる!ちょっと待ってろ!」

なんなんだこいつ...!俺いきなりぶん殴られたんだけど...

ドゴーン!

超大きい音が流れてきた、微かに叫び声も聞こえた

(死んだなあいつ...)

イワが窓を見ながらそう言っていたので見てみたら、あの男が炭になっていた

ガチャ...

あ、戻ってきた

「いやー...さっきはいきなり殴ってすまんかったね、怪我はないか?」

頬が痺れる...

「あー悪い悪い、雷で殴っちまった...これで治してやるよ」

そう言って手をかざすと、痺れが引いていた

おー治った、スゲーな

「カミア先輩!この人の仲間になって一緒に冒険しませんか?」

ユウが誘う

「お前がそういうなら...入ってやっても構わんよ...いいのか?」

んまぁいいけどさ、仲間はいて困るもんじゃねぇし...

とりあえず、31号と名付けよう、呼び方はそのまんまカミアでいいか?

「あぁ、いいよ」

今日まだ始まったばかりなのにすごい疲れた...

─疲れすぎて、ポルサネは夕方で寝落ちした


────────────作者からのお知らせ─────────────────


やぁどうも、作者の私だ、ポルサネだ

気がついたら30話まで行ってしまったわけだけど、これ読んでて思ったことがあるよ

誰が喋ってるか分かりにくいんだよこれ!

特徴があるやつはわかりやすいけどさ!それ以外があまりにむずいんだよ!

ってことで、「」の前に喋る人の名前でも入れておこうと思います

イワのセリフも「」にしようと思います

よろしくだぜ!

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