第十一話 ビッグマウンテン

よし、今度こそ!ってうおぉぉぉぉ!またかよぉぉぉぉ!

また森林吹き飛んだし!

「侵入しちゃいけなかったりするのかな?」

ニコが考える

「...上ならいけそう...」

オストがそう言いながら、大ジャンプをした。

─結果、地面に戻ってきたのは、バラバラになったオストだった

ナニィィィィィ!?

オスト以外のほとんどが驚いている。オストはなんも気にしてなさそうだ。

「...ダメだった...上でも撃たれた...」

と言いながらバラバラになったオストが元に戻ろうと動いていた

「ゾンビって不思議だな!」

サンがそう言いながら、オストの左腕を付けるのを手伝っていた。

「身を挺して、危険を教えてくれたのね!ありがとう!」

ニコが純粋な顔でそう言った。

とりあえず、発生源を探さねぇと

左からじゃなかったっけ...じゃあ左行くか...多分そんな人数いらないと思う。

誰か来てくれぇ!と頼んだ結果、ナツとシズクが行くと言った。

3人で歩くこと数分...

「大丈夫かな...」

「大丈夫だよ!おねえちゃん!」

...俺間に居て大丈夫なんかな...

結構遠いな...

─一方、イチ達のほうは...

「イチさん、何をしているんですか?」

ユウが尋ねる

「トライデントを磨いているんだ、過去の戦闘で酷使してしまったからな、あれ、カイは何を磨いているんだ?」

「死神の鎌、切り裂くためには、切れ味がいいほうがやりやすいので」

「...その鎌ってなんか特殊効果とかある?...」

「これで命を刈り取ると、私が強くなるのさ!」

「...ふーん...」

その会話をする中、サンとニコは

「紅茶うめー!」

「今日の紅茶もおいしい!」

と、紅茶を飲んでいた。

─戻ってポルサネ達

いやー、中々見えないな...発生源。

「そうだねー」

「見つからないねー」

あ、なんか見つけうぉぉぉ!

早速攻撃を仕掛けられた。

姿は多少見えた!紫髪の女の子だ!

攻撃の密度がやべぇ!当たったら絶対マズイ!オストのようになってしまう!

シズクたちは大丈夫か...あれ?避けてない...?

なんと、シズクが攻撃のエネルギーを吸収し、その吸収されたエネルギーがナツに移動されていた。

そんな力あったの!?なんて言ってる場合じゃねぇ!俺は避けなきゃ!

そうして避けまくっている間に、ナツのエネルギーがかなり蓄積されてきたようだ。

「食らえ!インベーションアロー!」

すさまじいエネルギーが、相手にぶつかる!

「ぐぅぅぅぅぅ!!!なんて力だ...!」

相手は、流石に耐えきれなかったようで、倒れてしまった。

「やったよおねえちゃん!」

「やったね!」

シズクとナツは喜んでいる

さて、復活させれるかやってみよう。

シュゥゥゥ...

オッ成功した

「あれ、死んだはずでは...あれ、わが妹たち...うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

うるっさ、シスコンかよ

「失礼ですね!純愛ですよ!」

まあいいや...名前を付けよう、君は13号だ、なんて呼んだらいい?

「妹を守るもn」

却下だ、リアと呼ぶからな

「そんな...」

変なやつを復活させてしまった...

まあいいか、戻るぞあっちに

『わかった~!』

「わが妹たち~、一緒についていくぞ~!」

『いぇーい!』

楽しそうだな、こいつら

元居た場所が見えると、サンが手を振っていた

「おかえり!家ならもう出来てるぜ!」

...もう夜か、寝るか...

シスコンが仲間になったことで、疲労感が増えた気がしたのですぐ寝ることにした。

─結局山には行けなかったが十日目が終わった

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