第六話 墓地

今日はあの森の先に行ってみようぜ!

「アハハ!楽しみ!」

「相変わらず狂気だね、ユリは」

そうイチは言う。

「まあ、笑うことはいいことだぞ!」

とサンは元気に言う。

まあ、そうだな。笑うことはいいことだよな。だが、顔が怖いのよ!笑ってても!

目ガン開きだぞ!サンは怖くないのか?

「大丈夫だよ、クマのほうが怖いし」

そういう問題か...?

進んで行くと、墓地があった。

ユリは相変わらず、笑顔のままだった。

「ここ、かなり不気味です...」

と言いながらニコが震えている。

「なんか感じるんだよな、死んで間もない人の気配が」

カイは死んだ人の気配感じるんだ、死神かなんか?

「死神と天使のハーフってやつ...?らしいの」

そらまたすごいな...まあ、気配感じるところを頼りに行ってみるか...

そして、その気配を強く感じるところについた、というか、なんか女の子が座っていたから近づいてみた。

「...え...リアルゾンビ...?」

ナツは驚いている。その他も同様だ。

肌は緑になっており、目は赤い、ただ体は原形を保っている。

仲間にしてもいいか...?

ゾンビが少し頷いたので、手を触れることにした。

シュゥゥゥ...

体は、緑のままだった。

ゾンビはそのままってことか...?

とりあえず、名前を付けよう、君を8号と名付ける。何と呼べばいい?

「...」

無言か...なら、オストと名付けよう、いいか?

オストは少し頷いた。

ヨシ、一緒に行こう。ここはあまりにも不気味だ、すぐ行かなければ...

後ろから、何かが来ていたが、誰も気づかなかった...

その後、隣町に戻り、宿屋で寝ることにした。

なんか、2日だけで結構増えてね?と思ったが、気にせず寝ることにした。

─こうして、五日目が終わった

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