月と魔女と異世界と

『月と魔女と異世界と』

カラスウリ様の作品

https://kakuyomu.jp/works/16818093073945660141



前置き

Xで「RT企画」をし、ここに掲載されてもいいよという方を集った。


45作品くらい来た。



……びっくり。

全てレビューできるとは限らないので(どうしてもレビューしづらい作品というのも出てくるので)確約はできないもののゆっくり進めていこうと思います。


というわけでタイトルとキャッチコピーに惹かれた作品をば。


現段階で投稿された話は全て読了済み。



1 タイトル&キャッチコピー


タイトル:要素

『月と魔女と異世界と』


要素を抜き出してタイトルにしましたみたいな。

いいですね、月も魔女も異世界も。異世界転移か転生ものっぽさも感じますし、魔女が出てくるのもわかる。月は神秘性をどことなく感じさせますね。読んだときのリズムもいい。


キャッチコピー:ドラマ性

『きっと、出会ってはいけない魔女だった。』


ドラマでこういうキャッチコピーありそうですよね。どんな「出会ってはいけない」なのか結構気になる感じですね。



2 あらすじ


あらすじ:序盤の序盤

あらすじ自体はかなり冒頭部分の説明。答えがわりとすぐに出てきますが真の意味ではこれからなんだろうなっと言う感じ。



3 ストーリー


ストーリー:あらすじが全て


現状本編が10000文字弱で物語はそれほど大きく揺れ動く場面ではなく、序盤といったところなのでなんとも言えない感じですね。会話はギャグテイストなときもあり結構くすりとできます。読んでいて「あれもう全部?」と思う程度にはストレスなく読めました。劇的な面白さは正直ないが、好み。



4 キャラ


キャラ:魅力的

私たちと同じ視点を持ってくれる主人公と何やら謎が多くありそうな魔女の関係性はなかなか魅力的でしたね。魔女の方は良識はありそうなのに知的好奇心でとんでもないことをやらかすのがシャレになっていないのですが、まぁ読んでる側からしたら面白い。



5 世界観


世界観:異界


ファンタジー云々というよりおとぎ話などに出てくる異界という概念的な良さを感じる。


雰囲気的に不思議のアリス的な。



6 文章


文章:読みやすい

スラスラ読める。問題は特になし。誰かを選ぶような文章でもないです。



7 まとめ

話が始まったばかりなのでこれからなファンタジー作品。文章で出す空気感やキャラのやり取りが良く、バランシングがいい。

ひとまず魔女という存在が好きであれば損はしないでしょう。

グリム童話とか魔女狩りとかの本を割と読んでいたので個人的にもこれからに期待。

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