第20話:野都の過去

チャプタ―1

ここは、三栄町である。

私達は、ドラマの撮影をしていた。

「何で、私達まで?」

「現場を選ばないのが、俺達のスタンスってやつさ。」

「正確には、私のだがな。」

チャプタ―2

ここは、宇宙である。

そこには、クレーマーと知亥が居た。

「知亥よ。くのいちコロコロを連れて行け。」

そこへ、くのいちコロコロがやって来た。

「お供させて頂きます。」

「な、ならば、つ、ついて来い。」

チャプタ―3

私は、荒木町でトルティーヤを食べていた。

「うまい。フォトグRも食べる?」

「いや、やめておく。ん、誰か来る。」

そこへ、やって来たのは、知亥であった。

「あなたが、くのいちフォールね。」

「誰?」

「私は、典返 知亥。」

「フェーラ獣達の?」

「まっ、そんなとこ。過去を思い出しなさい。憶幻衝。」

「ウワーッ。」

私は、気絶して倒れた。

チャプター4

私は、過去を思い出した。

ここは、研究所である。

「博士。動物のゲノムです。」

「これが、植物で。」

「これが、コンピュータプログラム。」

「ま、また、あれを?」

「そうだ。核酸とプログラムを一つにしてな。」

「後一分で、誕生します。」

「核酸操作人間が。」

「おおっ。名前は、野都としよう。」

チャプタ―5

私は、気が付いた。

「私が、核酸操作人間?」

「クククッ。そうよ。やっと思い出したのね。アシデマトイ。」

知亥は、十体ものアシデマトイを召喚した。

「クエーッ。」

「フォトグアクセス。」

私は、くのいちフォール ストレートモードに変身した。

「やはりな。な、何者だ?」

「破壊を始末する忍。斧のくのいちフォール。参上。」

「クエーッ。」

「シュート。」

私は、アシデマトイ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―6

「くのいちコロコロ。行って。」

「御任せ下さい。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とくのいちコロコロは、互いに斬り合いまくった。

「忍法:吸迅炎。」

「忍法:吸遁雷。」

私とくのいちコロコロの術は、大爆発した。

「ウワーッ。」

「フェーラクエーサー。」

くのいちコロコロは、私を狙撃した。

「ウワーッ。け、桁違いの子猫ちゃんって訳か。」

「ほざくのね。ブレードギラーフェーラフェニックス。」

チャプタ―7

くのいちコロコロが不死鳥に姿を変えて突撃して来たその時、私は、青い光に包まれて、バステトモードになった。

「はーっ。」

私は、くのいちコロコロにブレードギラーの刃先を突き刺した。

「ヌオワーッ。」

「フォトグスコア。」

私は、フォトグスコアを両手で持って構えた。

「聖幻衝。フォトグゲミュートリヒ。」

私は、くのいちコロコロを浄化した。

「ゲニューゲン。」

くのいちコロコロは、消え去った。

「撮影完了。」

チャプタ―8

「ファーレ。何とかして。」

そこへ、ファーレがやって来た。

「召幻衝。出でよ、くのいちフォールの本当の姿「バステト」。」

ファーレは、バステトを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。フォトグシルベストリス。」

私は、召喚したフォトグシルベストリスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、フォトグシルベストリスを人型に変形させた。

「フォトグフリート。」

チャプタ―9

「グオーッ。」

バステトは、フォトグフリートを引っ掻きまくった。

「ウワーッ。これが、僕だというのかい?」

「残念ながら、そうらしい。フォトグシールドを使え。」

「盾幻衝。フォトグシールド。」

すると、フォトグフリートの目の前に、フォトグシールドという名の盾が出現し、

フォトグフリートは、左手で持った。

「グオーッ。」

バステトは、黒いブレスを吐き出したが、フォトグフリートは、フォトグシールドで跳ね返した。

「グオーッ。」

「フォトグシミター。」

フォトグフリートは、フォトグシミターを右手で持って構えた。

「斬幻衝。フォトグスライサー。」

フォトグフリートは、バステトを一刀両断した。

「グウーッ。」

バステトは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、市谷村本町である。

「良く、撮影許可が下りましたね。」

「スムーズにいったけど。」

「まっ、こういう時もあるさ。」

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