第19話:吸い取るフェーラ獣

チャプタ―1

ここは、須賀町である。

私達は、撮影をしていた。

「ズームを上げて、パノラマで。良し。」

「そろそろ、休憩しませんか?」

「もう一ヶ所、撮ってからな。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの6Fである。

そこには、バニティーとファーレが居た。

「知亥様が、居ないわね。」

「クレーマー様の元へ行ってるわよ。」

「仕方ない。行って来るわ。」

チャプタ―3

ここは、左門町である。

そこには、バニティーが居た。

「渡して。しくじりの力を。」

バニティーは、しくじりの力を回収した。

「出でよ、フェーラ獣「フェーラユニティンタクス」。」

バニティーは、フェーラユニティンタクスを召喚した。

「吸い尽くしてみせましょう。」

チャプター4

その頃、私は、フォトグRに乗って、信濃町辺りを走っていた。

「今回の敵は?」

「相手のエネルギーを吸い取るらしい。」

「それじゃ、急ごう。」

「理解った。行くぜ。」

フォトグRは、加速した。

チャプタ―5

ここは、南元町である。

そこには、フェーラユニティンタクスが居て、街を破壊していた。

「もっと、吸わせろ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

私は、そこへ辿り着いた。

「フォトグアクセス。」

私は、くのいちフォール ストレートモードに変身した。

チャプタ―6

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を始末する忍。斧のくのいちフォール。参上。」

「アシデマトイ。」

フェーラユニティンタクスは、十体ものアシデマトイを召喚した。

「クエーッ。」

「はーっ。」

私は、手裏剣で、アシデマトイ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「エネルギー、ちょうだい。」

フェーラユニティンタクスは、私のエネルギーを吸い取った。

「ウワーッ。力が抜けてゆく。」

「へへへっ。もっとちょうだい。」

「そんなに、へえ。大した子猫ちゃんだね。フォトグスコア。」

私は、フォトグスコアを両手で持って構えた。

「フォトグクエーサー。」

私は、フェーラユニティンタクスを狙撃した。

「ギャーッ。」

フェーラユニティンタクスは、爆発して消え去った。

「撮影完了。」

チャプタ―8

そこへ、ファーレがやって来た。

「破壊の海水。」

ファーレは、フェーラユニティンタクスを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。フォトグシルベストリス。」

私は、召喚したフォトグシルベストリスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、フォトグシルベストリスを人型に変形させた。

「フォトグフリート。」

チャプタ―9

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

フォトグフリートとフェーラユニティンタクスは、互いに攻撃しまくった。

「エネルギーちょうだい。」

フェーラユニティンタクスは、エネルギーを吸い取った。

「また、吸収しやがった。」

「軟らかそうだな。フォトグシミターを使おう。」

「理解った。剣幻衝。フォトグシミター。」

すると、フォトグフリートの目の前に、フォトグシミターという名の剣が出現し、

フォトグフリートは、それを右手で持って構えた。

「斬幻衝。フォトグスライサー。」

フォトグフリートは、フェーラユニティンタクスを一刀両断した。

「ギャーッ。」

フェーラユニティンタクスは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、局内である。

「ま、間に合った。ふーっ。」

「冷や汗だね。」

「えっ。それって、ぎりぎり?」

「一階がスタジオだからね。」

「さっさと渡して来い。」

「はいーっ。」

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