第2話:ベロイヒロスマルス

チャプタ―1

ここは、倉庫である。

私達は、照明機器の掃除をしていた。

「レンズ、レンズ。」

「埃だらけだ。」

「そんな時は、クリーナーだ。」

「割れてない。」

「それ用だし。」

「こんなもんで。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの5Fである。

そこには、ファーレとリーサルとエレメンティーが居た。

「次は、どう出るの?」

「くっ。あいつさえ。」

「私に任せといて。」

チャプター3

ここは、照明室である。

私達は、入り口の前で手こずっていた。

「ここは、自動なんですね。」

「ここは、入力のみでOKさ。」

「あ”ーっ。パスワードを忘れた。」

「メモならあります。」

「しっかりして下さい。」

「ああ。悪い。」

チャプタ―4

ここは、芝である。

そこには、エレメンティーが居た。

「支配しないと。出でよ、ベヘル獣「ベヘルロンギピナッツ」。」

エレメンティーは、ベヘルロンギピナッツを召喚した。

「何でございましょう?」

「街を真っ白にして来て。」

「仰せのままに。」

チャプタ―5

私は、スクーターに乗って、三田辺りを走っていた。

「大根おろしの山?」

しばらく走っていると、大勢の人々が走り去って行った。

「ウワーッ。キャーッ。」

「また、何か?」

そこへ、ベヘルロンギピナッツがやって来た。

「真っ白にしてくれる。」

「あいつね。ベロイヒスタンバイ。」

私は、くのいちファルシに変身した。

チャプタ―6

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊をさらす忍。槍のくのいちファルシ。見参。」

「テメエタチ。」

ベヘルロンギピナッツは、十体ものテメエタチを召喚した。

「キシキシーン。」

「はーっ。」

私は、手裏剣で、テメエタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とベヘルロンギピナッツは、互いに攻撃しまくった。

「はーっ。」

ベヘルロンギピナッツは、爆発する大根おろしを放った。

「ウワーッ。大根おろし?」

「へへへっ。そうよ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とベヘルロンギピナッツは、互いに斬り合いまくった。

「だ、大根が折れたーっ。」

「斬幻衝。ベロイヒリバイディング。」

私は、ベヘルロンギピナッツを一刀両断した。

「ギャーッ。」

ベヘルロンギピナッツは、爆発して消え去った。

「消灯。」

チャプタ―8

そこへ、ファーレがやって来た。

「破壊の肥料。」

ファーレは、ベヘルロンギピナッツを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「でかいよーん。」

そこへ、一匹の巨大なセイウチらしき者がやって来た。

「そこの勇者よ。我に乗れ。」

「セイウチが喋った。」

私は、とりあえず、飛び乗った。

「カイザーモードだ。」

「カイザーモード。」

私が、そう叫ぶと、そのセイウチは、人型に変形した。

「ベロイヒフリート。」

チャプタ―9

「どういう事なの?」

「ベロイヒロスマルス➡ベロイヒフリート。」

「そういう事か。」

「白くしてくれる。雪幻衝。」

ベヘルロンギピナッツは、辺り一面を真っ白くした。

「白くて眩しい。」

「何処に居る?」

「喰らえ。でやーっ。」

ベヘルロンギピナッツは、斬りまくった。

「ウワーッ。右ね。」

「そこだな。はーっ。」

ベロイヒフリートは、体当たりをした。

「ウワーッ。」

「ベロイヒファングと言ってくれ。」

「ベロイヒファング。」

私が、そう叫ぶと、ベロイヒファングという名の武器が出現し、

ベロイヒフリートは、それを右手に装着した。

「拳幻衝。ベロイヒドライブ。」

ベロイヒフリートは、ベヘルロンギピナッツに拳を決めた。

「ギャーッ。」

ベヘルロンギピナッツは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、撮影現場である。

私達は、照明機器を操作していた。

「上を右に4、下を中央へ3。」

「これぐらいで、ストーップ。」

「ルーメンを下げて。OK、OK。」

「後は、どうします?」

「色を赤から青へ。」

「涼しく見えるぞ。」

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