思いの轍
真野魚尾
1~10
私が生まれた日
誰にもわかってもらえない気持ち
どこにも居場所がないつらさ
私には周りを変えられる力なんてない
自分自身を変えることさえできないのに
私にできることは何もない
その日 私は初めて死にたくなった
悔しい
そう思えるなら まだしがみつくべきだと思った
ほかのことはどうでもいい
どうすれば死にたくなくなるかだけを必死に考えて
ひたすらに実行し続けた
死にたくならない選択だけを取り続けた
私を型に
お
死にたくならない生き方だけを続けて
今でも私はどうにか生きている
あの日 私は生まれた
私の味方は 私ひとりしかいないと悟った
ずっと支え続けてくれた私にありがとう
これからもよろしくお願いします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます