展開2

全ての探索イベントを見る、もしくはプレイヤーの判断により

村長宅への侵入と、絵の奪還を行うことができます


目的達成までに以下のチャートをGMから提示します


村長宅へ侵入

絵の捜索

絵の奪還


この3つの描写と行動を以下に記載します


・村長宅へ侵入

 時刻はプレイヤーが自由に決める事とします

 (夜に強い種族など理由があるのであれば

  GMからおすすめとして提示しても大丈夫です)


「幸いなことに、外に使用人の姿がない。

 人通りも少なく、こちらを見ている人はもっと少ないだろう。

 忍び込むには有利であるが、いっそ堂々と入っても

 怪しまれることはないかも知れない」


プレイヤーがどのような方法で敷地に侵入しても

使用人などにバレることはありません。(そもそも居ない)

自由にロールプレイ、判定を振るなどをして

GMはプレイヤーを敷地内に入れてください


家の中の様子を伺うため、【異常感知】もしくは【聞き耳】を振ってください

達成値は【7】(冒険者Lv5の場合)で、どちらを振るかで内容が変わります

(1人のプレイヤーが両方振ってもいいです)


【異常感知】

家の中を覗くと空気が明らかに違うことが分かる。

見た目はまるで普通に見えるが、何か得体のしれない何かに

見られているような緊張感に襲われます


【聞き耳】

家の中は誰かの会話どころか、歩く音、動く音も聞こえない


仮に両方未達成である場合、

家の玄関ドアが開いてることに気づくなどで侵入を促してください



・絵の捜索

部屋の中を捜索しますが、探している絵が見つかりません

(冒頭の【画家】との会話で聞く、露店商との会話で

 絵の特徴を知らなければそもそも分かりません)


村長の部屋を探索する中で、プレイヤーは異臭に襲われます

それが『血の匂い』であることを分かるのに判定は必要ありません


ロールプレイ、もしくは【探索判定】を行うことで

床に血痕を見つけることができます。

そして、その血痕が壁に続いていることが分かります


その瞬間、プレイヤーの背後から声をかけられます

「君は誰だい?この家に何か用かな?

 いやなんだっていい。それを見られたからには

 何も言わずに早く立ち去ることを強くお勧めしよう」


その人が村長であることをプレイヤーは分かる事でしょう

プレイヤーがロールプレイで事情を話すのであれば、

村長はため息をついてから事情を話してくれます


「【画家】の絵は呪われた絵だ、そして彼は絵に魅入られている。

 おそらく魔物、それも魔神の血を使って描いたのだろうと知って、

 私は絵を処分するように何度も進言したのだ。

 だが彼は聞き入れず、絵に命を吸われ続けて今に至るのだ。

 強硬手段になってすまないが、このままでは彼も、

 そしてこの村の人間にも危害が及ぶ、それだけは阻止せねばならぬ」


そこまで話すと、村長はプレイヤーに絵の処分を協力してほしいと言います

ここで絵を処分するか、回収するかをまだ決める必要はないです




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