探索

ここからは村を探索することになります

探索できるところは以下になります

※全ての探索箇所を回る、もしくは

 プレイヤーが絵を取り返しに行くと宣言した時点で

 次話の【展開と戦闘】に移ります


1.村長宅

2.酒場

3.【画家】の隣人

4.露店が集まってる場所

以下、選択する場所ごとの描写を記載します


1.村長宅

村長宅は村の中で最も大きく、初めてこの村に来る人でも

一目見れば分かるくらいでしょう。


外観はよく手入れされた庭には数名の使用人らしき人達が

洗濯や花の水やりなどをしています。


窓から家の中を見ると、様々な絵画が飾られています

見える範囲で【画家の絵】を探すのであれば

【探索判定】を振ってください

達成しても未達成であっても、見える範囲で

【画家の絵】はありません


しかし探索判定を行ったことで、使用人の1人に声をかけられます


「村長はただいま外出しております、何処に行ったかまでは聞いてませんので

 いつ帰ってくるかも分かりかねます」


ここで、プレイヤーが何かしらの判定、ロールプレイをして

GMが可と判断した場合、以下の情報が得られます

(達成値によって情報を分割して伝えるなど、調整しても構いません)


・先日(時系列として【画家の絵】が盗まれた次の日くらい)

 村長が何やら絵を大事そうに抱えて帰って来たのを見た

・それからは日に日に村長の体調が悪くなっている

・昨日「このままではまずいことになる」と独り言を聞いた


以上を伝えると、使用人は仕事に戻ってしまいます




2.酒場

何かしらの情報を得るならここほど定番の場所はないだろう

酒場で働く人などに何かしら話を聞くのであれば以下の情報が得られます

(ロールプレイはGMにお任せします)

・村長は神官という立場だったことから厳格であり、人に優しい性格である。

 冒険者ギルドや政治家などにも『良い意味』で顔が利き、

 仮に不正を行ったとして、誰も村長を疑うことはないだろう。


・【画家】はこの村で生まれ、この村で育った根っからの芸術家として

 村では有名な人である。しかし、ここ数年は全く本人が納得する作品が出来ず、

 ずっと苦悩の日々を過ごしていた。



ここで、【聞き耳判定】達成値【7】or【10】(Lv5の場合)


【10】達成:酒飲みの集団の中から気になる二人組の会話が聞こえる

      「しかし今回の仕事は簡単だったな。

       ただ絵を一枚盗むだけで1か月は遊べる金を稼いだぞ」

      「静かにしろ、飯が済んだらここを早く離れるんだ。

       俺達がまだこの村に居るのは奴にとっても不味いだろう、

       何より、俺はあの絵が気持ち悪い。

       さっさと遠くに行って忘れたいんだ」

      プレイヤーは二人組を問い詰めることは可能ですが

      当然誤魔化されるのでロールプレイで脅すか、

      戦闘で情報を吐かせる選択をするのであれば、

      『モンストラスロア 211ページ 匪賊の雑兵』2体と戦闘します

      ただし、プレイヤーが相手よりLvが高い場合、

      GMの判断で戦闘を省略して構いません。


      上記の行動の後、盗賊は以下の情報を喋ります

      ・村長に頼まれて【画家】の家に忍び込み

       絵を盗んだのは事実

      ・現物なら既に村長に引き渡し済みで

       村長と盗賊が関与している証拠は何もない

      ・盗賊を捕まえたとしても、それだけで村長が

       罪に問われることはない


【7】達成:酒飲みの集団の中から気になる声が聞こえる

      「絵を盗んだ・・・村長・・・早く逃げよう」

      プレイヤーは声が聞こえた方へ向かい、ゴロツキを

      問い詰めることはできますが、誤魔化され

      それ以上分かりません

      (ただしこの事件に村長が関わっている

       可能性があることだけは分かります)


未達成:なにもわかんない



3.【画家】の隣人

  彼の隣人であれば、何か分かることがあるかも知れない。

  プレイヤーが隣人の家を尋ねると、顔色の悪い住人が出てくる

  【異常感知】を行うまでもなく、住人が自分から『寝不足である』と話す

  

  「以前から、【画家】の家から女の笑い声が聞こえることがある。

   彼は一人暮らしだが親族か親戚だろうと思っていたが、

   女の笑い声を聞くと不安を感じることがあった。

   そういえば、今日は女の笑い声を聞いていない。

   あと、【画家】は最近とても機嫌が良かった」


   以上の話を聞くことが出来ます

   ただ、隣人は女性の笑い声以外を聞いたことがなく、

   また女性本人を見た事がありません


 4.露店が集まっている場所

   名前の通り、日用品や食料、工芸品など置物が売られている

   露店商に話を聞くことが出来る

 

  「【画家】のことなら知っている、昔は彼の絵をよく買う人が居たが

    最近は彼も不調なのか、絵を売っているところを見たことがない。

    彼の絵は特徴があるから見れば分かるが、 

    誰かが【画家】の絵を売っているところも見たことがない」

  

   ここで、冒頭の【画家】が探している絵の特徴をプレイヤーが

   聞いていない場合、このタイミングで【画家】の絵の特徴を

   知ることが出来ます

   (盗まれた絵がどれか分かるようになります)


   

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