導入+展開

※台詞はプレイヤー1名を想定しています。

 複数人居る場合は、GMの方で台詞を調整してください


あらすじ

「貴方はギルドに所属する冒険者だ。

 駆け出しを卒業してからは目覚ましい成長によって、

 今では一人で依頼をこなすことも珍しくない。

 今日もまた、依頼を終えて自分の住む町へ戻る道中に

 立ち寄った村に居る。」


ここで村の描写

・村の規模として多少大きい、100人程度の村である

・交易路の要所であり、商人やそれらを護衛する冒険者が

 それなりに居る

・【見識判定】達成値【7】(Lv5の場合)

 達成:この村の周辺には様々な色の植物や自然素材があり、

    それらで作られた絵具を使った絵や工芸品などが、

    村の特産品としてわずかながら認知されている


 未達成:なんもわからん



プレイヤーはこの村で一泊しようと宿を取り、夜まで特にすることがない為

(何かしたい描写などあれば自由にして頂いて大丈夫です)

村を散策しているところ、一人の男性に声をかけられます


「そこの貴方、そう、貴方。その姿、名のある冒険者とお見受けする。

 私はこの村でしがない画家をしている【画家(名前はお任せします)】

 という者だ。

 とあるトラブルを解決する為、貴方のような冒険者を探していたのだ。

 いやなに、タダとは言わない、解決してくれるのならば

 私のほぼ全財産を報酬として渡そう」


そう言って【画家】はGMの裁定で可能な限りの高額をプレイヤーに提示します


ここで【異常感知判定】達成値【7】(Lv5の場合)

達成:男は顔色が悪く、何やら焦っている様子が伺える

   よほど切迫した状況なのかも知れない


未達成:めっちゃ挙動不審に見えるけど薬物ではないことは分かる



状況として、プレイヤーは【画家】の依頼を受けることができます

『ギルドマスターに確認します』などプレイヤーが提案するのであれば

【画家】は出来るだけ急いで決断してほしい旨を伝えます

結果、プレイヤーが依頼を受けないという選択肢を取る場合

経験点などの報酬がない状態で【バッドエンド】へ直行します


依頼を受ける場合、【画家】はプレイヤーに事情を話します


「先日のことだ、私の家に空き巣が入って絵を盗まれてしまった。

 その絵は私の人生で最後の自信作と言える程の絵だ。

 犯人は分かっている、この村の長が盗賊をけしかけたのだ」


根拠として、以前から何度も村長に大金を積んで買いたいと言われていたが

【画家】はその名作を決して手ばさなかった


「もしこれが大事になれば村長はその絵を処分して証拠隠滅するだろう。

 いや、そもそも奴はかつて神官をやっていた知名度もある、

 私が騒いだところで誰も奴を疑うことはないだろう。

 頼む、村長から絵を取り返してくれ」


【画家】の訴えに疑うところがあるなら【真偽判定】をしても構いません

ただし、【画家】は特に嘘を言っている様子はないです


絵の特徴として『笑顔の女性の絵』であることを伝えてください


※以下の情報は、プレイヤーが聞いた時にだけ

 【画家】のロールプレイを通して開示してください

 『村長は奈落の盾神イーヴを信仰していた』




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