第4話:戦闘!!
新たな種族
身体が軽い、強い奴の感覚ってこんな感じなのかな?と思いながら俺は洞窟を歩く、洞窟の内は一本道でありがたい、迷うことは無いしな。
ひとしきり歩くと、四つの通路に別れた。俺は一番左の通路を進む、本来は
愚痴を言っても仕方ないので俺は勘で進むことにした。
しばらく歩くと
「しゃァァァ!!」
そこには蛇が居た、鋭利に牙に禍々しい紫色をしている鱗。
象を丸呑みしそうな程大きな身体だ
でけぇぇぇあれは勝てないね、うん。
【
「しゃァァァァァ!」
俺が考え込んでいる間にも
【
出血毒・・・って確かあれだよな、血管をぶっ壊す毒みたいな?そうすることで血液に悪影響を及ぼすことがあるような凶悪な毒、つまり俺は血が流れてないから必然的に血管も無いのか。
アッハッハッハッハッ!見誤ったな馬鹿め。
【ただ・・・物理的な攻撃は影響受けます】
ドーーーン!!と洞窟内で爆音が鳴ると共に俺は壁に衝突した。
調子に乗っていたら、
「いった・・・くはない」
どうやら脳も無いから痛覚も無いようだ、ただダメージを追う感覚は感じる。あくまで痛みが発生しないだけだ。
「しゃァァ!」
「くらえ!」
俺が放つ渾身の一撃、しかし身体の差が大きすぎる。効いている様子なんて全くない。あ〜これは
「一時避難!!撤退!」
今の俺ではまだあいつには勝てない、今に見てろ必ず復讐してやる、大儀はこっちにあるぞ!!と俺は負け犬の遠吠えを置いて逃げた。
♢♢♢
思いも寄らない強敵に会い、俺は今先程の四つの通路に別れている場所に戻ってきた、ッチチートライフかと思ったが俺より強い奴めちゃくちゃ居るじゃん!いやいや仕方ないこれが現実だ、だかあいつに勝てるビジョンが全く浮かばない。どうすっかぁな・・・と思い悩んでいると一番右の通路から小さな蜘蛛がでてきた。。
「あれは?」
【|
小さな蜘蛛程度ならば勝てるはずだ。俺は子蜘蛛から放たれた
子蜘蛛の情報を俺の体内に取り込み、力を着けた。
鉄を簡単に貫く丈夫なツノに気を付けつつ俺は倒した、こいつもそんなに強くはなかった。
さらなる魔物を求めて俺は歩いていると、右手に妙な感覚が走る。
「うぉぉ!!」
右手にベタベタ感、これは舌?!
【
すると洞窟の壁に張り付いているトカゲが姿を現した。
意外と強いかなと思ったがそんな事は無かった、厄介なのは種族スキル「隠密」を使用するぐらいだ。それ以外は俺のステータス以下だ。
そして、
最後の道を歩いていると、そこには
【
なるほどな・・・そういや
身長はお互いに数十cm、だか
「うぉぉぉぉ!」
「ぎゃぁぁぁぁ」
俺と
だか、奴も弱い訳では無い
ッチ中々にやるようだ、進化前の最後の戦いには似合うぜ。やってるやる!うぉぉぉぉぉぉぉ!!
攻撃を与え、食らう、長い戦いの末俺は勝利した。つーかこれなら進化前の方が強かったような、退化してね?いやいや次の進化に期待しよう。
「はぁはぁ、
こうして俺は進化を条件を整えた。
【進化の条件が整いました、
答えは勿論「YES」だ!!
【了解しました・・・
う・・・徒歩もない頭痛。俺は痛みに耐えれなく気絶してしまった。
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