キャラ紹介①
雨宮凰真(あまみや おうま)
本作の主人公。
生まれも育ちも一般家庭の普通の子供であったが、10年前の隕石の落下に被災。
親友であった来夢のおかげで命は助かるものの、両親や友人を悉く失い、孤児院に引き取られる。
その後孤児院で平和に暮らしていたのだが、2年前のモンスターの襲撃に遭い、当時孤児院の中で最年長であった凰真は美沙と共に孤児院を出て、兄妹として二人だけで過ごすことを選んだ。
本来中学卒業と同時に働くつもりであったのだが、自分のために将来を諦めないで欲しいという美沙の願いにより、高校に進学。
しかし両親もいない中でまともなアルバイトに就くことは難しいため、ダンジョンに潜って素材を集めながら生計を立てていた。
翼と出会ってDランク冒険者になって以降は十分な稼ぎが得られており、生活に困るようなことは無くなっている。
最近の悩みはどういう因果か周りを多くの星剣に囲まれており、普通の人との関わりが極端に少なくなっていること。
また学校では江莉香・澪葉という人気ツートップの美少女両方と仲良くしているため、多くの男子生徒から時折冷たい目線を向けられているのだが、これに関してはもう諦めている。
ただし龍斗とは非常に仲が良く、放課後に遊びにいくことも多い。
最近新大亜という多くの男子生徒から注目を浴びている転校生がやってきたが、果たして凰真の運命や如何に……?
雨宮美沙(あまみや みさ)
凰真の義妹。
凰真と同じく10年前の隕石によって家族を失い、孤児院で凰真と出会った。
孤児院にいた時から凰真と一緒に年下の面倒を見ることが多く、その頃から『お兄ちゃん』と慕っていた。
孤児院を出てからは中学校に通いつつ、主に家事全般を担当している。
料理の腕は数年で非常に上達しており、凰真を始めとした全員が口を揃えて美味いといっている。
将来の夢は医者になることであり元々勉強を頑張っていたが、江莉香が家に来てから教えてもらうようになり、成績がみるみるうちに向上している。
天羽希梨とは出席番号が近いことから話すようになり、それ以降ずっと親友である。
また天性の才能によって星剣を惹きつける魅力があり、翼や江莉香、芽亜など多くの星剣と初めて会った時から親しくしている。
長らく凰真に無茶をさせてしまっていることに負い目を感じていたが、遂に希梨と契約を交わして戦えるようになったため、これからは凰真の分も戦うと張り切っている。
既に冒険者の登録は済ませており、桜のギルドにも加入した。
言うまでもなく凰真との関係性は良好で、血の繋がりよりも深い絆で結ばれており、さすがの芽亜も美沙が相手の時は凰真と仲良くしていてても受け入れている。
しかし凰真に対する感情がなんなのかはまだ美沙自身も気づいていない。
照尾翼(てるお つばさ)
魔剣ティルヴィング
凰真が初めて出会い、契約を交わした星剣。
かつて幼さゆえに自らの力を制御できない芽亜を危険視し、江莉香・桜と共に無力化に臨んだ。
しかし圧倒的な力の前に追い込まれ、最終手段として自身を依代にすることで芽亜を封印した。
その封印が時間の経過と共に弱まっていたところに偶然居合わせたのが凰真である。
魔剣である自分を操れたものは今まで一人もいなかったが、『妹を幸せにしたい』という純粋な思いで欲望に飲まれなかった凰真に興味を持ち、契約を交わした。
凰真や美沙と共に過ごす日々は気に入っており、特に美沙の料理は毎日の楽しみとなっている。
『人間の欲望を増幅させる』という能力を持っているが、凰真と出会ってからはまだその能力を使ったことはなく、元々持っていた力だけで戦っている。
名前の由来:照尾翼→てるび つばさ→ てるびウィング→ティルヴィング
楠葉江莉香
“道を切り開くもの”聖剣エクスカリバー
星剣の一人。
かつて翼・桜とともに芽亜を封印した後、再び目覚めた時のことを考え、自身を手にするに相応しい人を探す過程で高校に通っていた。
強さと優しさの両方の心を併せ持つものこそが自身を振るうに相応しいと考えており、同じクラスにいた凰真とは出会った当初から運命的なものを感じ、長らく気にかけていた。
誰にでも分け隔てなく優しく接するが、表には出さないよう心がけているものの実はかなり執着心が強いタイプ。
なので気を許している他の星剣に対しては、割と嫉妬心やライバル感情をむき出しにしている。
翼、桜とは長い付き合いがある腐れ縁。
本人たちは馬が合わないと言っているものの、周りから見ればなんだかんだで相性は良い。
頭脳明晰で学校では常に成績トップクラスの優等生、家にいる時も時間を見て凰真や美沙に勉強を教えている。
自分が学園のアイドルと呼ばれていることに関しては全く気にしていない。
『光を操る』という能力を持っており、刀身に光を纏って多くの敵を一掃したりすることもできる。
名前の由来:楠葉江莉香 → くすばえりか →えくすかりば → エクスカリバー
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