主人公大崎あかりが絶縁状態だった母方の祖父の遺産相続裁判に巻き込まれていく物語です。非常に現実的な法廷ものであり、全くこのまま現実に適用することはできなくとも本作を読んでいれば、実際に自分が遺産相続裁判の当事者になったときに動揺せずに臨めるだけの心構えができると思います。まあ、私は裁判になるような相続の当てはありませんが(笑)リアルな遺産相続裁判に興味がある方は、是非読んでみてください。