襲撃後、変わり果てた(?)姿
昼ごはんを食べ終わったのが恐らく最後の回想だっただろうが、僕はその後姉さんの部屋に再び突撃(何故か颯斗が先に居た)したり、隊長の仕事を多少手伝ったり、軽く散歩に出てみたりした。
そうして午後が過ぎ、昨日の事は…覚えていない。
たっぷり寝て軽く運動をして、おなかが空いている状態で少しお高めの焼肉に行ってたらふく食って、無茶苦茶幸せな気分になりながらも軽トラで帰り、自室で幸せな気分になりながら寝ていた所までは覚えている。
何せパジャマが焼肉臭いのだから。
「おーいマスター、昨日の焼肉がむっちゃ美味かったってのはその表情から伝わりますから、早く起きてくださーい。はやちゃん呼びますよー」
「迅速に対応する…事を前向きに検討させていただきます」
「検討するのと行動するのは別でしょ、マスターは」
流石僕の分身。僕の事を良く分かっている、というか、僕に限らず行動と思考がちぐはぐな人間は多いと思うけれど。
言葉の上だけでも取り繕う方が印象良いじゃん?
「今日はドリア行くんですから」
「ドリア…?食べもn、やべ、忘れてた!」
「マスターってそれでよく成績悪くて退学とかになりませんでしたよね。絶対、提出物の期限一つも守らずに提出するタイプですよね、マスター」
学校にそもそも通っていない僕にとってそれは愚問だ。そもそも、提出物は知らされないし、期限の日だったとしてもわざわざ学校に通うはずも無し。と、僕は胸を張って答えた。
ってなんだ、その可哀想なモノを見る目は
「いやぁ、学校黙認の引きニートだったとは。先生も周りの生徒もマスターに知らされないって事は、空気と同じような扱い」
「僕が薄々気づいて気にしてた事を言うな!」
「そもそも学校に通わなくて良いという思考が根底にあるというのが問題なんですが?」
珍しく紅里がごく普通の正論みたいなツッコミを投げてきたので、若干心に傷を負いつつ僕はベッドからゆっくり起き上がり、朝食を食べに向かった。
それから数時間後。
僕らは軽トラに揺られながら考察、あるいはフラグを建てていた。
「ドリアを襲った奴の目的は何だと思う?」
「はぁ、一番身近にあるからとはいえ、戦いの話題しか女子に振れないとなるとモテませんよ、マスター」
「モテるも何も、環境が僕を変えたとしか言いようがないとは思うのだけど、改めてどう思う?」
以前からサラッと触れられていたが、ドリアを襲った犯人の目的は皆目見当が付いていない。何一つとして盗まれてはいないようだし、悪評をバラまかれるなどの営業妨害もされていない。果てには誰も襲わず、ある意味営業妨害ともとれるかもしれないが、
もうちょっと単純な犯行であれば理由が分かりやすいのであるのだが。
「うーん、施設を破壊するなんて、そんな大きな事をする奴の思考回路は私にはまぁったく理解できませんが」
「それなら次回から戦闘で物を破壊しないとこの場で誓いやがれ」
「前向きに検討させていただきます」
…こいつ、言葉の使いまわしをしやがったな。確かにリサイクルは大切だが、真に大切なのはその心がけだ!めんどくさいからってゴミじゃなくて言葉をリサイクルされちゃあ困るんだよ!
主に誰かさんが!
「犯人は、
「待てよ、そんな事があり得るか?犯人は多分『箱舟の騎士』だぞ?組織の秩序を乱すような奴が居たら、普通は厳罰とかって言って組織外に追放するなりするだろ」
いくら『箱舟の騎士』でも、その内部にはしっかりとした階級があるはずだ。あの体育館を燃やした間宮をスカウト(?)しに来たゲヴェーアでさえ、恐らくはトップと言っていた博士とやらの命令で来たのだろうから。
そんな反応を僕がすると、紅里は妙にムカつく呆れかえったような顔をした。
「馬鹿ですねぇマスターは。そうだったら、例えば会社は社長がいれば、その他の社員は全員その忠実なる手足って事ですよ?あり得ないでしょう、そんなの」
「それとこれとで、どういう関係があるってんだ」
「だから、トップでも
確かに、その可能性は否定できない。でも、そうとなると犯人は『箱舟の騎士』の幹部級の人物だという事になる。普通、幹部級の奴がホイホイと現場に赴くか?
仮にそいつが問題児だったとしても、護衛ぐらいは付くだろうに。
「ま、行き当たりばったりで考えてみただけなので、そんなに真面目に話に付き合ってくれなくても大丈夫なんですけどね」
「いや、だとしても多少参考になった。ありがとう」
僕の口からスルっと出てしまった失言に気づき、紅里の顔を見てみると、何故かこの世の物ではないものを見るような目でこちらを見ていた。
せめてもうちょっと仲間になりたさそうな目で見てくれたらなぁ。
「マ、マスターが、謝った?…いや、コレは誤ったんだ。語弊なんだ。そうに違いない」
「なんでそうも僕を一般人からかけ離れさせたいんだお前は」
「一般人みたいに生活してるマスターなんて、そんなのもうマスターじゃない!」
僕の分身はどうやら僕ではない
何故か巨大なブーメランが心に突き刺さり、真っ黒な思い出が傷口からドバドバ溢れ出た気がした。
…気がした。
「騒ぐな騒々しい早く死ね、特に赤髪。あと着いたから早く降りろ」
罵倒九割と命令九厘と親切心一分未満で構成された言葉が僕らに到着を知らせた。もう、純粋に悪意百パーセントに変化しても僕は驚かないと思う。
「うわぁお。被害に遭ったのって
「それくらいはいつもの事だよ…僕も自分で言ってて驚くけど」
いや、家のドアとかが破壊されるのを平然とした顔で「いつもの事さ」って言いきれるあなたは、人の事は言えないと思いますけどね?
さり気なーく隊長の事をジト目で見る紅里は置いておいて、僕らは経営棟(本店舗、と言った方が正しい気はする)に入った。
「こんにちはー。僕らは「死にたくないなら忙しいので早急に出て行ってくれると助かりますー!」…僕らは、第四――――」
――――キィイイイイイイン
ドアを開けたら罵詈雑言、無視して話すと高振動ブレードみたいなので容赦なく首を狙って斬りかかってくる。これぞ株式会社ドリームアームズ!
…どこかどころか全面的にこの広告はおかしいだろう。
高振動ブレードを素手で抑えられてる隊長が一番オカシイと思うのだけど。人間だよね?
「オラオラ氏ねぇぇええ!今は忙しいっつってんだろうがァあああああああ…あ?あ、第四大隊の皆様ですか。今は社内襲撃事件があったので、皆対応に追われているのですよ。警察を頼る訳にもいかないので」
呆れを通り越して何というか、見事な手のひら返しをかましてくれたのは所長の一番弟子(自称)の
まあそれは良いとして、この人サラッと警察に頼れないとか言ったよね。なんかそんなヤヴァイ事やってんのか…?
「あ、うん。そだね」
「現実逃避してる隊長に代わって聞くけれど、今ここに所長っていますか?私達は一応、お見舞い兼万が一の為の護衛としてここに来たんですけど…」
新事実(消去法的にそうだけど)、隊長が使い物にならなくなると姉さんが動く。しかし、ドリアの方はそうもいかないようだった。
「金は要りませんよね?」
「…はい?」
「護衛、あとからお金を請求してきたりしませんよね?誓ってそんな事しませんよね?」
「も、もちろんですが?これはこっちがボランティアとして動いてるようなものですから」
こちとら親切でやってるのになんだその言い草は、と颯斗がキレ出さなかったのは、その目に宿る生気の薄さ故だろう。守銭奴というよりかは、沼った社畜みたいなオーラが発せられている。
「良かった。今、所長が「次こそあのこん畜生を迎撃したる」とかアホ抜かして新兵器の研究に没頭してましてね。そのせいで財政は悪化、破壊された
「え…でも、流石に研究費が出せないとなると所長も研究を諦めるんじゃ」
「あのアホがその程度で諦めると思いますか?」
所長と一番弟子の信頼関係が強固な事で何よりでした。別に良い方だとは一言も言ってはいないが。
「兎も角、所長は今研究室で籠城してるので、引っぺがして
「お互い、大変みたいですね。了解しました、隊長が再起動し次第、私たちは所長の説得と護衛をしに向かいます」
前田さん、前見た時とそれ程時間が経っていないのに一気に老けた気がするのだが、大丈夫だろうか。とぼーっとしていると。
「あ、あと前田さんには護衛兼依頼主として二人を預けておきます」
「――――い、依頼主という事は、お金は請求してもよろしいんでしょうか」
「適正額であるのなら」
隣で無言でガッツポーズをする前田さんに軽く引きながら、僕と状況がよく呑み込めていなさそうな紅里は、ホクホク顔の前田さんに誘拐されていった。
~~~~
「いや、何と戦ってきたのさ。銃ってのは遠くから狙撃するためにあるんだぜ?まさか近距離でぶっ放したりはしてないだろうな」
「近距離から威嚇射撃だーって言われてぶっ放させられた事はあるけど?」
「威嚇射撃はガンナー同士の争いとかだろう。第一、近距離でその銃使ってたら心臓は軽くぶち抜けるはずだが?」
「颯斗に言われたし、しょうがないじゃん」
「颯斗君かぁー。そだね」
服はよれよれ心はズタズタ目は死んでると、社畜三拍子とでも言える三要素が揃っている男、それが僕の前で破壊された銃を扱う自称一番弟子。
前田翔だ。
「もういっそのこと、紅里ちゃんとおそろいの剣に変えちゃう?銃はやっぱり危険すぎる気ィするし、その銃威力高すぎるし。と言うか誰かさんのせいで、この銃誰かに殴られて爆発寸前になってるし」
「その節に関しては言葉も無いです…」
「安心して。俺は爆発するようなリスキーな機能を付け加えた所長にキレてる訳で、優斗君にはキレてないから」
この人の悪意の矛先は必ず所長に向かうなと思いながら、何故こうして僕は銃を前田さんに渡したのか。それを思い出す。
回想たーいむ
「マスター、私はどうしてここにいるんですか?どうせなら甘やかしてくれたり、おちょくり甲斐がある姉さんとはやちゃんの方に入りたかったんですけど」
「お前家族だと言える存在へのイメージ最悪やな。ほんとに人の血が流れているのか?」
「ご自分の血が人の血であり、まともな考え方を有していると妄想しているならそうなんでしょうね」
「そんな事は良いから依頼は何だ?そして金をくれ、というか寄越せ」
これは危険な状況だ。前田さんが僕らの
ジョブチェンジ画面を開かれる前に質問だ!
「あの、前田さんは何でそんなにお金が欲しいんですか…?」
「質問一つにつき7万だ」
「…はい?」
「お前は答えを得、俺は七万を得る。これこそが真の公平だとは思わないか?」
ダメだった。僕に銃を渡して、使い方を教えてくれた兄貴分のようであった前田さんは死に、言葉を盾に動く守銭奴が爆誕していた
というか、前田さんだった。
「紅里がそろそろキレるので真面目な返答をお願いします。キレたら多分施設の一つや二つは余裕で破壊出来ますよ?紅里」
「修繕費が足りないんだよぉおおおおおおおおおお!」
いや、それさっき同じような事を言ってた気が…
「俺は財政が悪化したと言ったが、もとよりドリアの財政は火の車だったんだ!その上、研究費まで所長に吸われたとなると、修繕に回す費用なんて最初からありゃしなかったんだよ!」
「僕の脳内のツッコミにも反応してくれるんですね…」
「そうだともッ!この俺の能力に有用性を感じたなら金を寄越しやがれぇぇえ!うがぁああああああああああああ!」
この人も、苦労しているんだな。と、すぐそばで寝かけていたのに騒がれて起き、不機嫌になった紅里に襲われている前田さんを見て、思った。
「あの~一応僕、依頼人でもあるので、話聞いてもらっても良いでしょうか?」
「よしこの俺に任せろ」
こうして回想は終わり、意識は元の場所へ回帰した。
リアルたーいむ。
「とは言ってもなー。銃以外で割と扱いやすい武器となるとな、あんまり思い浮かばないが。でも銃だとやっぱり戦闘初心者からすると攻撃力の高すぎる武器だしなー」
「ですよね…」
「うっかり人を殺されたりしたら堪ったもんじゃない」
「確かに…」
「こっちの悪評にもなって収入が減る」
人の心が無いのは前田さんだった。さっきまで真剣に考えていた僕の純情を返せ。
「うーん、包丁ぐらいの大きさのナイフにするか?あんまり大きすぎると扱いにくいだろうし、あんまり攻撃力が高いと下手に攻撃を当てられないからな」
「え、ナイフで滅多刺しにしたり滅多切りにしたりする相手っているんですか?」
「原型残らないぐらいぐちゃぐちゃに殺すの前提はやめよう。それだと銃でも大して変わらん」
えーっとね、と語りだす前田さん。
長いから要約させてもらったが、曰く、相手はあくまで『人』なので最低限の傷で済ませないと逆にこっちが訴えられる。曰く、完全反射能力を持っている相手だと自分が即死してしまう。曰く、そんな凶悪な武器を構えていたら、相手に無意識の警戒を取られてしまう。
非常識の世界にも常識は通用するのだと思い返した。だが、それなら常識通り、ナイフだってさほど変わらないのでは?
「銃とナイフでも大して変わりはしないけど、まあちょっとでも良い方にしたいじゃん?それに、遠くから安全だと思って油断して狙撃してたら、後ろに敵がいたなんて事があったら笑えないだろ?」
「一番緊張の糸が張っているときの方が、かえって危機に対応できるから良い、とまあ、こんな感じですか?」
「まあそういう事だね」
油断がしやすい僕には、確かに銃はやめておいた方が良いだろう。紅里という最強生物兵器が付いているのだから、わざわざ最前線で切った張ったの大立ち回りを演じていても、紅里の傍を離れる理由も無いだろうし。
「一応、銃は修繕した後に優斗君に返して、新たに戦闘用のナイフ――
「はい。僕の手に届くまでどのくらいかかるのかは分かりますか?」
「ま、人手が絶対的に足りてないからね…。出来るだけ優先して作らせてもらうけど、いつ出来るかまでは分からない。あ、あと料金は七十万程って伝えといて」
しれっと七十万と言ったなコイツ。でも、それが適正価格なら仕方ない、のかな…?多少ぼったくられている気がしてならない。
「優斗、そう言えばさ。コイツの紅剣は大丈夫か?あのクソがあそこまで強度を確かめる実験をしていたから無事だとは思わせてもらっているが、用心に越したことはないだろ?」
「私の剣を変な目で見たりしませんよね?」
「俺をどんな特殊性癖持ちのフェチだと思っていやがるこのクソガキは」
「クソガキムーブかまして何が悪いんですか!」
紅里は何だかんだ言いながらも神秘的な抜刀(セリフのせいで神秘性がマイナス方面に傾いた)をし、紅剣を大人しく前田さんに渡した。
「うーん、剣やらなんやらと同調出来るような魔術は使えないから分からないけど、見た目とか他の要素からも鑑ると、この剣は大丈夫だと思うぞ。少なくとも俺の勘はそう告げている」
「あなたの勘なんて誰が信じるもんだ!マスター、コイツをあの固有結界で殺してください!」
「少なくとも俺自身はこの勘を信じるがね。長い付き合いだし、俺の人生経験の塊、言わば人生その物だからな。あと固有結界とか言うな。普通にこの剣を振り回せばお前を簡単に殺せるんだからな?今の俺は」
流石前田さん。ちょっといい事言ったような雰囲気になったものの、いつものペースに戻るのが異常に早い。自分から話す割には切り上げるの早いよなー。
「それにしても、この紅剣のほかにその娘の能力とかは無いのか?ただただ強いだけの力と、ただただ頑丈で切れ味のいい剣を持っているだけってのは、何だかしょぼい気がするんだよなぁ」
「しょぼいとは何ですかしょぼいとは!私の剣は鉄鋼も切る閃光の一閃ですよ?本気を出せば一瞬の内に七回斬撃を出すくらいちょちょいのちょいです!」
「いや、それは、ちょっとしょぼいっていうか」
さっきからしょぼいマシーンと化して来ている前田さん。いや、僕としては信頼と実績の紅剣さん(紅里はあくまでも付属品だ。サブなのだ)だから、そんなにしょぼいとは思えないのだが。
逆にこれがしょぼいのならしょぼくないのはどんな化物なんだ?
「この業界で人型の『夢』っつうと、二、三年前ぐらいに、第二大隊が
「それはそうでしょうね。で、その人型の夢はどんな事をやらかしたんですか?」
「もっと私を敬って畏怖しといた方が良いんじゃないんですかねー?覚醒しますよー?」
討伐という単語が出てきている時点で尋常じゃあない。相手は人なのだから、殺せないはずなのに、討伐なんて事を言うという事は――――
「山を火の海にして海を蒸発させ、空を燃えたような真っ赤に染め上げたって話だ」
「…流石に、それは眉唾物じゃないですかね?」
「私だってそんなの簡単に出来たら前回の依頼なんて苦労しませんよー!」
まあ当然だ。僕が生きていた中でそんなニュース速報が流れた事は無いし、そんな爆弾みたいな奴がいたっていう事もネットでは煙さえ出なかった。
現場では大火が燃え盛っていたようだったのに。
「そうか?案外そうでも無かったりするぞ?実際、俺は装備点検の仕事で所長に連れられて行った事があるが、酷かった。地面はまるで火山の岩肌みたいに火山岩にすり替えられていて、植物は全滅。家も殆どが焼け焦げて倒壊していた。そんだけの力を持ったそいつに挑んだ第二大隊は、大勢が重軽傷を負ったが、奇跡的に死者は出なかったそうだ。混乱を防ぐために報道規制をするためにも、死者は出すわけにはいかなかったというのがあるだろうが」
そんなのは紛争が起きた跡地より酷いじゃないかとは思うが、戦闘向きの夢中症候群が好き勝手暴れまわったら事実、そうなってしまうのだろう。
夢喰いという組織を作った理由も分かるというモノだ。
「挑んだ隊員の武器を見てみたけど、どれも溶解していたりドロドロになって原型が分からなくなっていたりと。散々だったよ。そのバケモンは結局、第二大隊の隊長によって斬り殺されたって話だ。ま、被害を考えてみれば分からん事でもないが」
俺は参戦してなかったし何も言えないがな、とつぶやく前田さん。もし、人型の夢が皆同格のスペックなのだとしたら、隣で「もしや自分に隠された力が?!」とか言っているアホも、強かったりはするのだろうか?
「ないわー」
「ちょっと何で私の方を見ながらそんな事言うんですか?!」
僕はそう思いながら、前田さんに礼を言って姉さんたちの方へ向かうのであった。
…紅剣?ああ、紅里の本体の事?サブがメインを取って戻ってくるはずだけど。
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