第4話 off your face/my bloody valentine

ここまでの流れで有名バンドの曲を持って来るのは少し憚られましたが、選曲がね。

M.B.Vならsoonやろ!

you made me realizeやろ!

soft as snow(but warm inside)やろっ!

って声が聞こえて来る様です。

僕も正直soft as snowと迷いました。

彼らは僕ら世代に絶大な影響を及ぼしました。

音で。

もっかい。

音、で。

歌詞なんかセックスの暗喩でしかないし。

僕はケビンとビリンダみたいに、セックスするみたいに不協和音を出したかった。

もっかい。

出したかった。

だいたい男女混成バンドやってたけど、そうはならなかった。

やたらなひととセックスは出来なかった。

彼らにしては、何という事もない曲だと思う。

けど、入りのハミングから


hey, its me again


のビリンダの声だけ。

後は心地よく終わりまで。

人生それが幸せだ。

人生はセックスだ。

人生はオナニーじゃない。

だから、僕のビリンダちゃん。

君のケビンに、頑張ってなるからさ。

それも若さの特権なのかな。

その若さは僕にはもうない。

だいぶ昔から。

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