闇の求道者.

 三日月が滑り降りていくこんな暗闇に

 君がいないから

 星が落ちる音がした

 新聞の隅にもテレビの片隅にも

 君はいないから

 怒った君も笑った君も思い出せないから

 太陽が昇る空気を感じ

 月が落ちそうになるレールに

 Shootingstar

 Collapsestar

 on the rail.

 暗い闇に包まれて

 満ちていく朽ちたブラックボックスを捨てて

 今行くよ

 Shootingstar

 Full of the star

 in the destroy.

 wo- yay yay

 Ahh―――.

 ほら見えた君が

 飛ばして生きてる熱い君が

 見えたから僕は冷たい顔をして

 君を抱きしめた

 星が見えた夜だから

 君を深夜に見えなくなるように攫っていくよ―――

 Oh 水の溜まった音が

 今 はじき出した―――

 さあ 始めよう

 愛と勇気で

 光を永遠に導け

 飛び出そう明日へのドアを

 攫って行くよ誰もが見ている昼下がりに

 誰もいなくなった部屋の中で

 僕は飲みかけのコーヒーをテーブルに置いて

 走り出した

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

〈Lylic.〉Connect to Cubics. Dark Charries. @summer_fish

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画