第13話 恩寵
これは慈しみのオーラに包まれた“神のみ”が人間に与えることの出来る“無償の愛”のエレメントと解釈するのが美しく妥当な答えでしょうか。
神々は格調高く、聡明です。日本であれば、各地に現存する歴史を誇る神社に実際に行って自分の眼で確かめさえすれば、そこでお祀りされている神様の威厳を肌で感じ取れるのではないでしょうか。神社とは、けっしてその御姿を拝ませていただくために行く所ではなく、神鏡に向かい神様に対する自分のまっすぐな心を映し、頭を垂れることで崇敬の念を表し、両手を合わせて自らの意思を伝える神聖な所です。穢れ(汚れ)無き清浄な心に恩寵は働きかけます。
神々の素晴らしいところは、そこにお祀りされていた神様が何かの理由で移動されたとしても、その社に必ず恩寵の一部を残していくのです。つまり、神様を目前にしている時となんら変わりなくその恩恵に誰もがあずかれるチャンスがあるということです。
神社に興味が無いなどとおっしゃらずに、一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。特に霊験あらたかといわれる神社は、鳥居をくぐった瞬間から“空気が変わる”体験を経験されるかも知れません。
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