第6話 下校班 (小1)
[下校班]
小学校から帰る時は、同じ地区の同じ学年の子たちで一緒に帰るように言われていた。
僕の住んでいる地区には僕含め4人の男の子がいたので、いつも4人で帰っていた。
4人で帰ると言っても、道に4人並んで歩くわけにはいかない。
基本的に2対2に分かれて歩くことになる。下校に限らず、4人のときは会話でもなんでもそうなるだろう。
というわけで、僕はその中でもたいくんと仲良くなった。
たいくんは優しくてちょっと大人っぽい子だった。でもポケモンが好きで、ポケモンの話をするときはちょっとはしゃいでいた。
その影響で、僕もポケモンをやるようになり、どハマりした。
前では、他の2人が石を蹴りながら歩いており、
後ろでは、いつも2人でポケモンの話をしながら歩くのだった。
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