第17話

夢香の秘部が露わになった時、夢香の足が少し震えているのが分かった。


俺は夢香の手を引いてベッドに誘い、呟く。

「人に優しく、愛を持って相手に接し、相手の気持ちになって行動する」


「大丈夫、心配しないで」

俺は夢香の割れ目を開いて中を覗いてみた。

中は赤いラバーの様に見えた。

ドレッシングエイドを使い、夢香の秘部にゆっくりと指を差し込んだ。

「ああぁん」

明らかに夢香の声ではない。


ゆっくりと一番反応の良い場所を指で探っていく。

“見つけた!“

夢香の一番反応の良い場所。

俺はそこを集中的に指で撫でて、夢香を気持ちよくさせてやる。

「あっぁん、いい、いい、気持ちいいよ、圭一」

もう完全に夢香ではなく、久美さんが前面に出ている。

俺はそこからさらにギアを上げて久美さんを気持ちよくさせる。

「あっダメダメ、逝っちゃいそう、圭一のが欲しい、来て、来てぇ」

俺は久美さんの要求と俺の欲望を満たす為、夢香に覆い被さる。


夢香を演じきれなくなった久美さんは俺に抱きついて、嬉しそうに喘ぎ声を上げ続ける。

そして、2人とも絶頂に達した。


荒い呼吸が続いていたが、俺はある程度回復した。

しかし、夢香を演じた久美さんの呼吸はまだ荒く、動けない様子。


その様子を見ていて俺の中にいたずら心が芽生える。

「夢香ちゃんの決めゼリフは?」

俺の質問に夢香は横たわったまま答える。

「ちゃんとしなきゃあ、ダメですぅ」

ここはちゃんと夢香を演じる久美さん。


「じゃあ、別の質問です、苦しいけど気持ちいいのと、痛いのならどっちを選びますか?」

俺の質問の意図を汲み取ろうとしているのか、それとも呼吸が整わないので苦しいのか、なかなか答えは返ってこない。

でも、少しして答えが返ってきた。

「どちらかといえば、苦しいけど気持ちいいのかな、痛いのはイヤ」


「じゃあ、両手を頭の上に上げて、寝たままでいいから」

素直に応じる夢香。

さっきのエッチでスカート部分の背面側が夢香の背中を覆う様に広がっていた。

そこでいたずらを思いついた。

「そのまま目を瞑って」

本当に目を瞑っているかは確認できないが、久美さんを信じる。


そして、それほど乱れていない、前面のスカートをひっくり返す様にし、スカートで巾着を作った。

スカートの裾と頭の上に上げた両手首を縛り上げれば、茶巾絞りの出来上がりだ。


縛られた辺りで、暴れ出したがもう遅い。

俺は茶巾絞りで上半身の身動きが取れなくなった久美に跨がると、全身をくすぐり始めた。

くすぐられ、笑いながらも必死に逃れようとする姿に俺はまたムラムラし始めていた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る