第4話
そして、ヨガ教室の生徒さんとも仲良くなった。
初めた時とは180度世界が変わってしまった。
生徒さんの顔は今はラバースーツに覆われていて見えなくなってしまったが、綺麗な人が多かった事は記憶している。
最近ではラバースーツの下に何も付けてない生徒さんも増えてきて、ラバースーツ越しにクッキリと勃起した乳首がチラホラ見られるようになってきた。
俺にとっては天国のような場所になった。
しかし、俺はそれを意識して見てしまうと、下半身に集中力が分散してしまいヨガが疎かになってしまう。
俺の事をよく見ている久美さんは、そんな時決まって周りの人には分からないように、俺にエルボーを入れてくる。
そう、今までは離れてレッスンを受けていた久美さんが俺のすぐ隣でレッスンを受けるようになっていた。
ヨガのレッスンで、十分に体が温まったところで両足を頭の後ろで組むポーズがある。
正直、初心者の俺には超難しい。
足が頭まで全く届かないのだ。
生徒さんの中には俺と同じように、何度やっても届かない人が1人2人はいるが、ほとんどの生徒さんは出来ている。
しかも上級者ともなると、頭の後ろで足を組むだけでなく、お尻だけでバランスを取り合掌して、静かにその姿勢をキープできるのだ。
しかし、大半の生徒さんは合掌しようとすると、バランスを崩して前後どちらかに倒れていた。
ラバースーツを着ているので、その姿は何か人ではない異質なものに見えてくる。
それがテカテカしており、若い女性だと意識すればするほど、俺の欲情を掻き立てる。
俺には刺激が強すぎるヨガ教室に大変満足している。
久美さんを見ると慣れた調子で合掌までしていた。
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