藤壺の宮って、たしか光源氏の初恋の相手だよね……?
と思いきや、この藤壺の宮、なんだか様子がおかしいぞ!?!??
でも、それもそのはずでした。
この藤壺の宮さま、なんと中身が令和の大学院生なんです。そりゃあ、常識が噛み合わないよねぇ。
殿方から熱烈な恋文をもらったとしても、この藤壺の宮さまにかかると、
「いや、お互いに顔も名前も知らないのに?」
「それでも好きだと言ってくるのなら、それ『性別が可愛い』と言ってるようなモンでしょ?」
と、一刀両断。
まぁ、そりゃそうだわな。現代人からしてみれば、平安時代で恋愛なんて無理ゲーでしょう。
そんな、平安時代の常識から浮きまくった主人公 脩子。
そして、そんな彼女に振り回される、五歳年下の少年 光の君。
二人の歳の差バディが、殺人事件の謎解きをしていくのです。そんなの、面白くないわけがない!!
よく分からないことは、なんでも『物の怪のしわざ』になってしまう、平安時代。
『犯人は本当に、物の怪なのか──!?』
『物の怪ではないとしたら、真犯人は誰なのか──!?』
そんな命題に、凸凹バディが挑みます!!
さらに、さらに!
鈍感な脩子と、彼女に振り回される光る君の、恋の行方も気になるところ……!
続きが、とっっっても気になります!!!
おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を!!!