継続力
僕には継続する力がない、そのやる気がない。
どんなに楽しいと思っていたことも必ず飽きる。飽きてから、すなわち魅力が感じなくなってからすぐにそれが苦痛に変わる。だから何も続かないのだろう。
夢のための努力も、学校に行くことも、部活に勉強、運動、塾、恋愛。なんにも続かない。気持ちがどんどん緩んで、冷めていく。
しかも厄介なのが、やろうとするための原動力だけがとてつもなく大きいということ。
その原動力により物事への飽きを感じ、新しい物事へチャレンジしては失敗をした。この繰り返し。
なんだったら本当に好きになれるんだろうか。
チャレンジと書けば立派に見えるかもしれないけど、結局それが自分の新しいマイナスを作り出すならば全く意味がないだろう。
ずっと好きでいることは不可能だとわかってはいる。どんな好きなこともいつかは、どこかの瞬間は、苦痛になることもある。
何かをやっていれば絶対にそうなる。それを超えるからきっと天才と呼ばれる。
僕はそれを超えたいのだと思う。苦痛もまた好きになれればいいのだと思う。
文章も楽しいと思う時があれば、辛いと思う時もある。義務感に縛られながら書いている時の方が楽しんでる時よりも多いと思う。
お金を稼いでいるわけじゃないのに、どうしてこんなに必死になっているのか。それは僕にもわからないけど、ざっくりと不安なのだけわかった。
進んでないと、置いてかれる。誰と競争してるわけでもないけど、、何か、何かやらないと。
僕はまた誰のためにもならない、自己満だけの意味のない文章だけを書き連ねて、今日を重ねた。
たったひとりぼっち、超えられない苦痛を抱きしめる。
不定記 学生作家志望 @kokoa555
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。不定記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます