メトロイドシリーズ ~世界が真っ赤になる~
■メトロイドⅡ
発売ハード GB
プレイ環境 Nintendo Switch Online
プレイ時間目安 1週間程度
『メトロイド』の方が発売が先ですが、あえてプレイ順に書きます。きっかけはやはりスマブラです。
僕はスマブラに出ているサムスしか知らないので、やはり原作をやらねばという使命感がありました。
メトロイドは、ミサイルなどのアイテムを取得しながら惑星の奥へ奥へと進んでいくゲームです。
なぜⅡなのかというと、GBなのでサクッと終わらせられると思ったからです。
GBの割にはボリュームがあったので、とても満足できました。
・説明書? ねぇよ、そんなもん。
現代の子には分からないと思いますが、昔のゲームにはなんと説明書が存在します。
検索すれば説明書が見つかり、アイテムの使い方がちゃんと書いてあります。
Nintendo Switch Online で昔のゲームをするときあるある、アイテムの使い方が分からない。
しゃがみを2回すると壁に張り付く、落下中にジャンプすると多段ジャンプできる、などが代表例です。通常プレイでやらないよそんなの。
アイテムを手に入れた時、ひたすらカチャカチャしてアイテムの使い方を確かめることで、なんとかノー攻略サイトで行けました。
昔のゲームをプレイする時は説明書をよく読むんだぞ。
・メトロイドTA
メトロイドをやりこみたい人向けに、タイムアタック(TA)が存在します。
早くクリアすると何が嬉しいかと言うと
サムスが脱ぎます。
嘘は言ってません。
僕もサムスを脱がすためにTAをやり、脱がすことができました。
マップを頭の中に入れないといけないため、頭を使っている感覚があります。認知症予防によさそう。
・世界が真っ赤に染まる
ゲームを長時間するのは良くないです。当たり前ですよね。
しかし、サムスを脱がすために休憩するわけにはいきません。
休憩するとマップを忘れてしまいます。
そのため、長時間緑色の画面を見つめることになります。
GBは緑の画面です。後にGBカラーが発売され、色が表示されますが。
ところで、補色効果というものをご存知でしょうか?
同じ色をずっと見つめていると、目の中にあるその色を感知する受容体が疲れてしまい、その色の反応が鈍くなってしまいます。
例えば、本でよく見るのは、実が緑色のイチゴが描いてあり、1分間注目します。1分後にページをめくると、イチゴのヘタだけが描いてあるページになっており、緑だった実の部分が捕食効果によって補われ、描かれていない赤いイチゴが浮かび上がって見えるというものです。
本でなくてもウェブサイトを探せばありそうです。
緑のものを集中してみると、緑色の感知が鈍くなり、補色の赤色が見えるというものです。
『メトロイドⅡ』でも起きました。
緑の画面を見続けていたため、ゲームをやめた途端、現実世界が赤く染まります。(時間経過で治ります。)
みなさん、ゲームは休憩しながらやりましょう。
■メトロイド
発売ハード ファミリーコンピュータディスクシステム
プレイ環境 Nintendo Switch Online
プレイ時間目安 1週間程度
引き続き、メトロイドをプレイしました。
アイテムを集めて進めるというゲームシステムはメトロイドⅡと同じです、というかこちらが初代です。
・序盤で最強の敵
メトロイドで序盤に出てくるザコ敵がいます。
その敵は、床、壁づたいに這っているのですが、小さいせいで普通の攻撃が当たりません。
序盤のサムスのメイン攻撃は豆鉄砲みたいなビームなのですが、サムスの身長から発射されるので、1等身の敵には当たりません。
『メトロイドⅡ』以降からしゃがみ撃ち、ジャンプ下撃ち、『スーパーメトロイド』以降からは斜め撃ちがあるのですが、『メトロイド』ではそれらがありません。
なので、1等身の敵は壁を這っている時に倒すか、無視するかのどちらかになります。
途中でボムが手に入ればボムで倒せます。
Ⅱが恋しい……
・やられ放題
メトロイドシリーズでは、場所を移動する際にスクロールの処理が入ります。
スクロール中はサムスは動けないのですが、なぜか敵は動けます。
しかもなぜかスクロール中でもダメージは受けるため、スクロール中に敵が突進してきてダメージを受けてゲームオーバーという場面が多々ありました。ふざけんな。
途中から敵が強くなり、被ダメージの量が増えてくるので、このスクロール中の事故が増えてきます。
後に分かったのですが、ダメージを減らすバリアというアイテムが存在することが分かりました。
メトロイドシリーズでは、壁や床をボムで破壊したり、見た目は壁でもすり抜けられる場所をすり抜けて進む場面が多いです。
どうしても進めなくて攻略サイトを調べた時に発覚しました。
バリアの存在もこの時に発覚しました。
また、アイスビームという相手の動きを止める最強の武器があります。
・このボス、なんか変…?
武器はアイスビームの他にも、壁を貫通するウェーブビームがあるのですが、これは罠です。絶対に取ってはいけません。
間違って取ってしまっても、武器は何度でも切り替えが可能なのですが、切り替えるためにはいちいち移動しなければなりません。
まず、切り替えるのに時間と手間がかかります。
さらに、ウェーブビームを撃つと処理落ちして全体の動きが遅くなります。
終盤に出てくるメトロイドにはアイスビームしか効きませんし、中ボスが撃ってくる弾の動きも止めることができます。
なので、武器は必然とアイスビーム1択になります。
なんとか中ボスのところまでたどり着きました。
ダメージを与えると、やられボイスを発します。
「ワアァーオ!」
完全におっさんの声でした。
中におっさんが入ってるに違いない。
・たのしい地図作り
メトロイドTAをするにあたって『メトロイドⅡ』ではマップを頭に入れておけたのですが(とはいえ、膨大な量でした)、この『メトロイド』と後述のメトロイドシリーズでも、紙にマップを書いてどのようなルートで行けば最短で行けるかを考える必要がありました。
これがなかなか楽しくてハマりました。
手順としては
1.地図に描き込みながら、じっくりストーリーを楽しむ
2.クリア後、地図との整合性を確認しながらルートを考える
3.TA開始
無事にサムスを脱がせて次のシリーズへ移ります。
■スーパーメトロイド
発売ハード SFC
プレイ環境 Nintendo Switch Online
プレイ時間目安 2~3週間程度
・越えられない壁
スーパーメトロイドでは、一定の距離まで近づくと下りてくるシャッターのギミックがあり、進めなくなります。
本来ならBダッシュで進むことができ、説明書には書いてあるのですが、説明書を読まないので案の定行き詰まります。
やはりカチャカチャしてBダッシュの存在に気付き、先に進むことができました。
次も操作方法が分からないところで行き詰まります。
『スーパーメトロイド』の舞台では、敵意のない生物も棲んでいます。
その中で猿のような生物と出会います。
三匹の猿は、壁に向かって走り出すと、三角跳びでどんどん上へ登っていきます。
「え、何その技。知らないんだけど」
何度も挑戦しますが、いつまでたっても三角跳びができません。
相変わらずカチャカチャしていると突然できることがあります。
三角跳びは初見では難しく、コツを掴まないとできないと思いました。
この技に関しては説明書にすら書いてありません。書いとけよ。
■メトロイドフュージョン
発売ハード GBA
プレイ環境 Nintendo Switch Online
プレイ時間目安 3〜4週間程度
メトロイドフュージョンでは、最強のサムスが謎の生物に寄生され、なんとか一命を取り留めたものの弱体化した状態でスタートする、というものです。病み上がりサムスさん。
・みんなのトラウマ
ゲームにはトラウマ要素が含まれることがあります。
『スーパーマリオUSA』のカメーン、『スーパーマリオブラザーズ3』の太陽、『スーパーマリオ64』のキラーピアノ――。
いずれも、成すすべなく逃げることしかできない敵です。
このような経験は久しぶりでした。
『メトロイドフュージョン』では、SA-Xというサムスのコピーが現れます。サムスが寄生された時に、寄生生物に能力と記憶をコピーされていました。そのコピーが、サムスを危険因子と判断し、サムスを排除しようとする、という話です。
SA-X初登場時のズームアップもなかなか怖い。
このSA-X、最終的には倒すことになるのですが、それまでは絶対に倒せない敵となっております。なので道中では、見つからないように隠れながらやり過ごすことになります。もし見つかってしまうと、執拗に追いかけてきて、壁を貫通するビームを使いながら倒そうとしてきます。壁に隠れても無駄無駄無駄無駄
途中までは隠れる場所が用意されているのですが、どうしても見つかってしまう場面が1ヶ所だけ用意されていて絶望します。
ここまで来れば一時的に足止めできる手段を持っているのですが、うっかり攻撃を受けただけで死にかねないのでやっぱり怖い。
TAに至っては、見つかってでも早く進まなければならない場面がありました。タイムは命よりも重い。
・超ハードモード
メトロイドフュージョンでは、クリアするとクリアタイムとともに1枚絵が表示されます。この絵は、例えば NORMAL で2時間未満クリア、HARD で2時間未満クリアなど、条件ごとに異なっています。条件によっては、やはりサムスが脱ぎます。
この絵を全て確認するというのが今作の僕の目標となります。
その条件の中に、時間制限なし HARD1%縛りというものが存在します。
難易度の HARD は、NORMAL よりも敵が強く設定されています。
1%はアイテムの取得率で、ミサイルの最大弾数アップ、または体力最大値アップのアイテムを1つ取るごとに1%増えていきます。
必ず1つ取らなければ進めない場面があるので、0%ではなく1%ということになります。
狭い道にこれらのアイテムが落ちていたりするので、避けるのが大変です。
間違って取ってしまうと2%となり、 HARD1%の1枚絵が見られなくなります。まじで邪魔。
この HARD1%縛り、壮絶でした。
体力アップを取ってはいけないので、低体力で進まなくてはなりません。
おまけに HARD では、 NOMAL よりも敵の攻撃力が高く設定されています。
そのため
ー落とし穴に落ち、色違いの芋虫(原色の芋虫の強化版。攻撃はしてこない)を踏んで死ぬ。
ーハチに刺されて死ぬ。(アナフィラキシーショックかな?)
ー攻撃パターンがランダムなボス戦で死ぬ。
ーSA-Xに処される。
ということが起きます。
時間制限なしとはいえ、厳しかったです。Switch の巻き戻し機能が無ければ発狂していました。
ちなみにラスボスが一番弱いです。
ラスボスと初めて対峙した時、ラスボスから一撃を食らうのですが、こちらの体力が必ず1残る演出となっています。
そこから
負けそう→パワーアップ&全回復→戦闘→勝利(or 敗北)
という流れなのですが、攻撃力だけを見れば体力を1残してくれる分、ハチ、芋虫よりも弱いということが分かります。
一方でザコ敵のハチ、色違い芋虫に触れると普通にワンパンで死にます。
さらにラスボスは攻撃パターンも単調なので、ノーダメージで倒せます。
ザコ敵よりも弱いラスボス君、ざーこざーこ。
最後にサムスを脱がせてメトロイドシリーズは完了です。
メトロイドシリーズは以上です。
メトロイドのお陰か、研究室が舞台のモンスターパニック映画を見るときに免疫がつきました。
○○をするために△△室へ向かうみたいな流れや、人間の力を大きく上回るモンスターと対峙した時がまさにメトロイドのようです。
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