ワリオランド3 不思議なオルゴール ~現代人は急ぎ過ぎている~

■ワリオランド3 不思議なオルゴール


発売ハード GB

プレイ環境 Nintendo Switch Online

プレイ時間目安 1~2週間程度


マリオ系も何作品かプレイしてきたのですが、まだプレイしたことのないタイトルをやってみることにしました。


マリオといえば横スクロールのアクションで、各ステージに置かれている特別なコインをコンプリートする、などといった収集要素があったりします。

収集要素はファミコン時代にはなかったのですが、やりこみ要素を増やすために追加されたんでしょうね。

ゲーミフィケーションという勉強や仕事などでもやる気を続ける方法論があるのですが、これにもコンプリート要素というものが存在します。


さて、このワリオランド3は当時話題になっていて気にはなっていたのですが、プレイしたことがなかったのでプレイすることにしました。


そういや『ワリオランド』『ワリオランド2』はあったかな?

調べたところ、ありました。そりゃそうか。

今のところ Nintendo Switch Online には収録されていません。(2024/3/28 現在)


『ワリオランド』は『スーパーマリオランド2 6つの金貨』に出てくるワリオサイドの話だそうです。

6つの金貨も Nintendo Switch Online に収録されていたのでプレイしてみたのですが、日記に書くほどの感想はなかったです。

ひたすらバニーマリオで上空を飛んでゴールへ向かっていました。


6つの金貨では、バニーマリオに変身すると空を飛べます。

いや、「ウサギの耳でどう飛ぶねん」って、そういう設定だからしょうがないでしょうが!

バニーが出てくるのはこの作品だけで、他の作品だとマントマリオ、しっぽマリオに相当します。

マントで飛ぶというのはなんとなくわかりますが、しっぽ、耳で飛べる原理は全くの謎です。


ワリオランド3の話に戻します。

こちらは、各ステージに4つのカギと、それらのカギに対応した宝が4つそれぞれ配置されており、これらを収集するゲームになります。

クリアするのに必須な宝を集めたら、ボスを倒して終了となります。

宝を全部集めなくてもボスは倒せますが、僕はもちろん全部集める派です。




・フクロウは夜行性


ワリオランド3には、昼と夜のシステムがあります。

同じステージでも、昼と夜とでは敵やギミックの配置が変わってくるというシステムです。

昼ではやっかいだった敵も、夜ではスヤスヤと寝ていて楽に進めたり、逆に昼ではいなかったゾンビなどが夜では襲ってきたりします。


このシステムも慣れるまで時間がかかりました。

モンスターだけではなく、昼しか取れない宝や、夜しか取れない宝があります。

例えば、最初のつまずきポイントがフクロウです。

フクロウは夜でないと動かないお助けキャラで、フクロウにつかまると不安定になるBGMを流しつつ空を飛べます。

夜でなければ動かないということに気付けず、攻略サイトを見て知りました。




・現代人は急ぎ過ぎている


ワリオランド3をしていると、何度かイライラポイントにぶつかります。


例えば、アクションゲームでよくある狭い足場を乗り越えていくのですが、一歩でも踏み外したらまた最初からやり直し、という場面がありました。

しかも、そこまでいくのに30秒や1分かかったりします。


また、ワリオランド3はマリオシリーズとは違ってノックバックが存在し、敵からダメージを受けると後方へ吹き飛んで一定時間操作を受け付けません。


これも地味にイライラするシステムです。

時間をかけて上ってきたのに、うっかり敵の攻撃に被弾したせいで落ちてまた最初からやり直し、ということが多々あります。


流石に Nintendo Switch Online の巻き戻し機能を使いました。


いや、ゲームも本来はもっと時間をかけるべきなのかもしれない。

現代の人たちは、ボタンを押したらすぐに動画が再生するような、早いレスポンスに慣れ過ぎているが、本当はじっくり時間をかけた方がいいのかもしれない。

インターネットで早いレスポンスで得た知識よりも、図書館へ行ってじっくり本を読んで得た知識の方が定着する。

これは現代へのアンチテーゼであって(ry







以上です。

昔のゲームということも相まって、他のマリオシリーズよりも少し難易度が高いと思いました。

しかし、朗報もあります。

なんとこのゲーム、ゲームオーバーが存在しません。

なので諦めなければ終わることがありません。


諦めない意思の強さが鍛えられるのかなぁ。

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