第5話 二百三高地
映画『
映画の音楽監督と指揮を担った山本直純さんは、「第4回日本アカデミー賞・優秀音楽賞」を受賞されております。また、山本直純さんは、『防人の詩』と『聖夜』の編曲もなさっております。
映画のあらすじです。
映画の評価としては、「
さだまさしさんは、主題歌の依頼を山本直純さんから受けましたが、戦争の映画を第二次世界大戦で原子爆弾の呑んだ
『防人の詩』についてです。
依頼を受けても創作というものは手品師の花を咲かせるハンカチとは異なります。白い時期が続いたようです。前出の『翔べイカロスの翼』のロケーションに入っても納得のものができずにいましたら、山本直純さんから催促があり、メインとなるフレーズをカセットテープに吹き込んで人を介して渡した所、結局6回旋律を繰り返すことになりましたが、歌詞は意味を持たせて六番まであります。
メインとなった歌詞は、「
*凡例:原文とふりがなにて読み……意味と解説です。
さて、着想はそのまま煮込んではオリジナルになりませんので、味付けが必要になります。並大抵ではない歌詞が命について衝撃的考察をさせられました。上記万葉集第十六巻の中程に⦅
さだまさしさんは初期の作品で「
私としては、一番の衝撃が強かったので、その後に語られて行く⦅
また、さだまさしさんはよく「
「命」と「故郷」だけがメッセージではないと思います。
人は過ちを起こすことがあるけれども、繰り返せば繰り返す程、人と人は摩耗して行くのではないでしょうか。そうした、切実に人に寄り添った肌のぬくもりを感じます。
こうして我々が「平和」の二文字を実感しないまま生きていても、どこかで災厄があるかも知れないし、短気なボタンを押す者がいて地球が凍結する程の核の悪用が行われるかも知れないと分かるのでしょうか。某近隣国が発射を繰り返すのに、空も見上げられない程鈍感な「平和」に私は危機を覚えます。悪魔を目に焼き付けても浮かばれないとは思いますけれども。
『防人の詩』を信号機のように感じ取って欲しいと私は思います。
『聖夜』についてです。
メインとなるのが、⦅
とても短い作品である点も気になりました。山本直純さんは、さだまさしさんに
当時から、さだまさしさんは、山本直純さんを「直純さん」と呼んでおりました。今でも「直純さんは……」で語り出す姿に私は哀愁を覚えてしまいます。
私は、中高一貫校で記憶が曖昧なのですが、中学生か高校生の頃、山本直純さんの指揮するコンサートへ学校の行事で拝聴いたしました。生徒は制服だったのですが、美術のとある先生はお洒落なパンツスタイルで、コンサートとはこうしたものだと知ったのです。アンコールを拍手でお願いいたしましたら、『イエスタデイ(Yesterday)』(1965年8月6日発売・ビートルズ)を贈ってくださいました。
後に、結婚後、東京の
映画『二百三高地』は、旧姓花岡の頃、テレビの深夜放送でさだまさしさんの歌に興味があって見ようとしていたのですが、なんせ長いです。そろそろ挿入歌がいい感じのタイミングで、私もいい感じに眠気がきてしまいました。その頃はビデオもなく、銀幕へ行くしかないです。忘れそうでしたが、初デートも
◆
さて、次も映画の作品について書かせていただきます。
うさぎも大好きさだまさし!
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