石垣島に貝や海の生物を集めた私設博物館があり美しい南の貝を見終えたあと、順路の最期にカーテンで仕切られた、「この世で最も危険で恐ろしい生き物」コーナーがあったと記憶しています。・・・そのカーテンを開けたとき見たものの意味をこの小説で再度、確認するところとなりました。ベストセラーのホラーよりおぞましく、恐ろしい。今でも震えが止まりません。