第1話 続けないよ、そんなの
まあ、話は入学式後まで飛ぶけど、、、え?なんで飛ばしたかって?そんなの校長の話が長いから時間の無駄になると思ったからに決まってんじゃん。
入学式後は当初の予定通りちょっとしたHRやって即帰宅、、、とはならず先生が忘れてた部活動説明会が行われた。いや、先生忘れんな。
まあ、俺は部活入るつもりないんだけどね。もうあんなただ球拾いする部活は懲り懲りだ。まあ運動は体育でできるし。
ってなわけで教室に戻ってきたんだけど、先生がちょっとしたHR、、、じゃなくてLHRを始めた。今日の先生適当すぎじゃねぇの?
まあそんなこんなで初日恒例の自己紹介があったんだけど、、、まあ鈴香が周りにめっちゃ人気だったことくらいしか特になかったからせつめいはしなくていいよな?
まあそんな初日を送ってようやく帰れるようになったんだけど、まあ案の定こうなりますよね。
「海斗!一緒に帰ろう!」
「いやだ。お前は新しくできた友達とでも帰ってろ」
「えーでもそれだと海斗1人になっちゃうじゃん」
そうここまで会話描写が一切なかったのは作者が書くのがめんどくさかったのではなく、俺が話すのがめんどくさくて友達がいないからだ。
「別に俺は1人でもいい」
「そっか〜。まあでも私、海斗と話したいことあるからさ!それなあ一緒に帰ってもいいよね⁉︎」
「はぁ、いいよ。もうしゃーないし」
「やったー!」
何をこんなに喜んでやがる、こいつは。
そんなにこのボッチと一緒に帰りたいってんのか。
まあそんなこんなあって今一緒に帰ってるわけなんだが。
どうしよっか、ほんとに。
中学からさりげなくいろんな理由をつけて断ろうとしても全部通じないんだよなぁ。
まあ、いっかそれを考えるのは、今度にしよう。うん、そうしよう。
「で、話ってなんだ?」
「あ、、えーとぉ、、、それはね?」
そこら辺いるイケメンならここで告白じゃないの?とか思うだろうけど、生憎俺はそんなこと思わないし、顔も良くないんで焦らさないで教えてもらっていいですか?
「海斗、部活続けるよね?」
「続けないよ、そんなの」
俺が言った瞬間鈴香が黙り込む。
え?俺今なんか言った?続けないしか言ってないよね?
一話目です!
もうすでに何人かに読んでもらえていて嬉しいです!
ぜひそのまま読み続けていただけると嬉しいしもっとがんばります!
本日中にもう一話か二話くらいは更新する予定ですのでどうかそちらもよろしくお願いします。
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