中学でベンチだった俺が高校で同じ部活に入ったら知らない間に学校で争奪戦が起きてました

柊星海

1日で変わった決意

プロローグ

バンッ


「おっはよ〜!今日から高校生だね!」


朝、珍しく早く起きれたってのにこれかよ、、、。


「ドア勢いよく開けんなっていつも言ってるだろ」

「ありゃ、寝てるかと思ったのに起きてたのかぁ」

「いかにも残念そうに言っても何もないからな」

「やっぱり海斗も高校生活楽しみだったんだねぇ」

「は?違うに決まってんだろ」


何を言ってんだこいつは。俺が楽しみにしてるわけないのに。


「ってかとりあえず部屋から出ろ」

「そんなこと言っちゃって〜ほんとは私が起こしに来るの嬉しいんでしょ」

「断じて違う。俺は二度寝したいだけだ」

「ダメでーす二度寝はさせませーん!はい、さっさと起き上がってご飯食べに行くよ?」


こいつは何ちゃっかり自分も食おうとしてんだ。まあ、いつものことだからもう慣れたが。


俺は雨宮海斗。

どこにでもいる普通の新高校一年生、、、のはずだ。

そして、今俺の前を意気揚々と歩いてリビングに向かっているのが加賀鈴香。俺の幼なじみ、、、ということになっている。


まあ今日も今日とていつもと変わらない朝を送る、、、はずだった。


「っなんで家出る時間ギリギリまで食い意地張るんだよ!」

「だってしょうーがないじゃん!おばさんの料理美味しいし、しばらく食べてなかったし!」


とりあえずそっからはいうまでもない。

走った。うん、めっちゃ走った。

なんか途中から中学でバスケ部だったから体力あるでしょ、って言われて鈴香に荷物を持たせられたけどまあ走った。


「はぁっ、間に合った」

「ふぅ、危なかったね〜」

「いや元はといえばお前のせいだからな⁉︎」

「いやぁ〜、なんのことやら、あははは」

「明日はおいてくからな」

「そんなぁ〜、ひどいよ〜」


「はい、全員着席〜。出欠とるぞ〜」


一瞬にして騒いでいたクラスメイトたちが着席する。


「よっし、全員いるな。今日は始業式の後は軽くHRやって終わりだからな。みんな頑張れよ」


こうして俺の高校生活がスタートした。





初めてですが書き始めてみました!

誤字脱字や文章のアドバイスがあれば言っていただけると嬉しいです!

春休み中はできるだけ投稿しますが学校が始まったら結構間隔空くと思いますがご了承ください!

では、改めてよろしくお願いします!

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