メガネ
クライングフリーマン
メガネは顔の一部じゃない。
最初に言っておく。「メガネは顔の一部じゃない。」
そんな考えの奴は、カーナーリ、偏狭だ。
時の総理が「増税メガネ」と揶揄された。可哀想である、「メガネ」が。
「増税メガネ」は、「増税メガネくん」の略で、増税がメガネをかけている訳ではない。
本当は、「増税をしたがる、『メガネをかけた男性』」という意味で、増税を揶揄したのであって、メガネを揶揄してのではない。
彼は、「メガネをかけるのがいかないのか?」と、笑えないジョークを飛ばした。
彼のメガネは、近眼メガネである。近眼メガネが悪いのではなく、「増税」が悪いのだ。
昔から、有名人で「メガネが似合う人」は「伊達メガネが似合う人」で、サングラスのスタンスだ。だから、混乱して覚え込む。
よく、ドラマや映画で、登場人物がメガネを手に持ち歩くシーンがある。登場人物は「ど近眼」の設定だ。いつ、コンタクトレンズに変えたんだ?そんなシーンは無かったぞ。
私は、常に画面に向かって、突っ込む。「下手くそ!!」
役者を非難したのではない。演出家や監督を非難したのだ。
偏見かも知れないが、演出家や監督が、普段から近眼メガネをかけているなら、そんな演出はしない筈だ。
でも、しかし、老眼メガネは違う。伊達メガネの場合は、案外ずっと、顔に装着している。
老眼メガネの人は、かけたり外したりしている。私が突っ込むのは、登場人物が老眼でないのに。老眼メガネの所作を行うからだ。
その昔、「メガネは顔の一部です」と歌うCMがあった。
それも、ずっと突っ込んで来た。「じゃあ、何で取り外しがきくんだ?耳や鼻が取り外し出来るのか?眼鏡屋は、「目が大切だから、メガネで目を守ろう」と言いたかったのかも知れない。
でも、短絡的な人は「ああ、そうだね。」と言葉通りで刷り込まれてしまった。
恐らくは、眼鏡屋でメガネを作らない人である。
阪神淡路大震災があって、暫く経った頃、私はレンズだけ新調した。
メガネを作ったことのない人には、「未知の選択」の知識かも知れないが、メガネを作る時、必ずしも「総取っ替え」ではないのである。ほぼ固定なのは、サングラスくらいのものである。理由は様々。落すか事故でヒビが入った、手入れが悪くて傷が多い、視力の低下で作る必要が出た、など。
私は、予約した日時に行ったが、「今、別の来客の相手をしているから、その辺で時間を潰して来て下さい。」と、バイト店員に案内された。
裸眼で、寒い中、外でうろつけ、と言ったのだ。
我慢して、少し近所を歩いて戻ってきたら、担当の眼鏡師は、私が行った時の客ではない客を相手にしていた。まだ、ケータイがあまり普及していない頃である。
私は、抗議した。何故「予約を守れない」のか?何故、イチゲンさんを優先するのか?と。
担当の眼鏡師や、上司は謝ったが、受付したバイト店員は謝らなかった。
精算を済ませた私は、決別を言い渡した。バイトは「マニュアル通り」に案内をした積もりだったかも知れない。客あしらいが上手と思い込んでいたのかも知れない。
バイトは眼鏡をかけていない人だった。
よく、「眼鏡屋さんは、メガネかけている人が多い」と聞く。
眼鏡師が近眼メガネなら、「何が不便か分かっている」から、という理由もあるかも知れない。
メガネをける人間には、値段は優先順位一位ではない。一位は、「不自由なく見えること」である。
メガネと言えば、「キャラクター作り」の『逃げ』は、「メガネ」「太〇ちょ」「関西弁」が定番。
私の書いている「大文字伝子が行く」シリーズでは、メインキャラには基本的に登場しない。
関西弁は、「EITOエンジェル総子の憂鬱(仮)」の多くのキャラが関西弁を使うが、スピンオフのシリーズ。そして、キャラ分けには使っていない。
何故、敢えて『逃げ』かと言うか?脚本家の力不足の時に見受けられるから。
メガネを舐めたらあかん・
怒るで、しかし。
―完―
メガネ クライングフリーマン @dansan01
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
下品!!/クライングフリーマン
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます