第8話 meiji
meiji さんによる『R1』のキャップ。知人に戴いたものだ。
meiji という上部への社名ロゴに、「プラ」というリサイクルマーク、下部はには要冷蔵という表記とともに無料通話の電話番号が付いてある。必要最低限の情報(とりもなおさず、社名のことである)を記載するという王道から外れていないが、電話番号を載せているというのはある意味不思議である。もしものことを考えて、というわけなのであろうが、こんなキャップを見たことが未だかつて無い(とはいえ、まだ15,6個程度集まっているだけなのだが)。これは消費者に対する神対応といってもいいだろう。「困ったときはいつでも連絡をくれ」という meiji さんの心意気、心遣い、心配りが見て取れる。素晴らしいサービス精神、いや、奉仕の精神といってもいいだろう。「あける」「よく振る」といった常套句ではなく、わざわざ電話番号を載せるとは、仰天ものだ。こんなにまでやさしいキャップを見たことは無いし、今後見ることもないだろう。今回のキャップには当初非常に困惑させられた。が、その「えも言われぬやさしさ」に気づいたとき、思わず僕は感動のあまり涙腺が緩みそうになった。
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