ともだち

 そんなこんなでその鳥、ウルミと話していると、以外と気のいいやつということが分かった。

 どうやらこの森の中に巣を作れるところを探していたところ、ちょうど開けた土地があったからここに巣を作ったようだった。

 たしかに。俺が回りの草の養分を吸い付くしていたからいつの間にか回りのほとんどの草はかれている。


 ウルミとはともだちとも言える関係になってきた。会話の中で聞けたことは、

名前はウルミ

性別はメス

すごく珍しい鳥のモンスター

人から逃げるためにこの森に来た

魚などが好き

ということだった。


 この世界に来てからのはじめての友達が出来て俺はテンションが上がっていた。





 ウルミとの生活がはじまって数日がたった。

 ほのぼのとした毎日でのんびりしていたところ、


『進化が可能になりました。進化先を選んでください。』


 この世界で二度目の進化ができるようになったようだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る