進化
さて、二度目の進化ができるようになったようだ。
いつの間にかレベルが結構上がっていたんだな。
さっそく今回の進化先を見てみる。
気になることはせっかく魔法が使える種族なのに、全然魔法を使わなかったことだな。きっと進化先にも影響が出ているだろう。
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幻の草とも言われるほどの希少性のある草。
その珍しさゆえに、もはや伝説の存在にもなりかけている。見た目は草というより花になり、特殊な魔法を使う。
餓鬼草
周りの養分を吸い取ることに特化した草。珍しいが、周りの草にとっては害でしかないため、見つかったらほぼ確実に燃やされる。
意思をもつ草。物珍しさからよく手芸用に使われる。喋るようになったため、口撃による精神攻撃ができるようになる。
――――――――
…なんか前よりもだいぶ特徴的な進化先だな。
精霊草は今よりもっと珍しくなるのか。特殊な魔法というのも気になるな。
餓鬼草はダメだな。もう周りに草がないし、進んで養分吸収を使うつもりはないからな。
口喋草は口ができるのか。精神攻撃を使うにしても、使う相手がいないな。
今回は精霊草にしよう。
珍しいといってもこの森は人が来ないような所だろうし、特殊な魔法がやっぱり気になってしまった。
こうして俺は進化をしはじめた。
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