第7話 やはりおれの性癖ラブコメはまちがっている。

 で、どうしてこうなった。記憶を全て取り戻したおれの生活は、波瀾万丈な日常へと変わってしまった。

「おにーちゃんおはよ~!あっ、風が~!!スカートがめくれてタイツがタイチラしちゃう~!!」

「少年おはよう!っと風が!いかんぱんちらしてしまう!」

あの後なんか普通に目を覚ました姉子ねーちゃんと妹子ねえちゃんが腕時計をいじるとゴゥン!という音が地の底から響き、世界は変わった。そして一旦家に「おにーちゃん手つなご!」とかいう姉と帰り「おにーちゃん一緒にお風呂はいろ!タイツは履いたままの方がいいよね?」とかいう姉を押しとどめ「一緒に寝よ!パジャマでもタイツ履く?」とのたまう姉を閉め出して眠りに就いた。そして朝起きて学校へ向かう。なぜか姉は家にいなかった。と、思えば学校に着き次第、冒頭のふざけたイベントが発生した。

 ―そう。2人の姉(!?)と甘酸っぱ学園生活が始まったのである―

      ~第一部、完~

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タイツロス~タイツときどきドキドキぱんつ~ 風若シオン @KazawakaShion

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