第18話
「カミル、今日はどこに行く?」
「えっと……じゃあギルドの依頼でも受けに行こうか?」
「うん、いいよ!じゃあ早速行こうか!」
とケインは私の手を引っ張った。そして私達はギルドに向かったのである……。
(ああ、幸せだな)と思いながらも私は何処か不安を感じていたのであった……。
(本当にこれでいいのだろうか?)と疑問を抱きながらも彼に手を引かれて歩いているうちにいつの間にか目的の場所についていたのだ……。
「カミルはどれがやりたい?僕は何でもやるよ!」
「じゃあ……これとかどうかな?」
「分かったよ!任せて!」
と言って彼は依頼を受けた。そして私達は依頼を完了させてギルドに帰った。
「はい、お疲れ様でした。こちらが報酬になります」と職員の人は言ったのだ……。
するとケインは嬉しそうに言うのだ……。
「カミル、ありがとう!助かったよ!」と満面の笑みを浮かべる彼に私はドキッとしたのだった……。
(ああ、やっぱり好きだな)と思いながらも私達は家に帰る事にしたのだった……。
「カミル、今日も楽しかったね!」
「うん、そうだね」
「また一緒に行こうね!」と言う彼に私は笑顔で答えた。そして家に帰ってくると私達はそのまま寝ることにしたのだ……。
ーーーーーー
(ああ……幸せだなぁ)と思いながら私は眠りについたのだった……。
ーーーーーー
翌日、私はいつも通りにギルドに向かうとそこにはケインの姿があった。彼は私に気がつくと笑顔で手を振ってくれたのである……。
(ああ、やっぱり可愛いな)と思いながらも私も手を振り返したのだ……。
「カミル!おはよう!」
「ケイン……おはよう」
ケインの顔を見るだけで自然と頬が緩んでしまうのを感じる。
「今日も頑張ろうね!」と言う彼に私は笑顔で答える。そして私達は依頼をこなすために街を出たのだ……。
(ああ、幸せだなぁ)と心の中で思いながらも私は彼と一緒に依頼をこなしていったのである……。
(ああ、本当に幸せだな)と思いながら私は彼と過ごす時間を大切にしようと思ったのであった……。
ーーーーーー
(ああ、本当に幸せだな)
「カミル、今日も楽しかったね!」
「うん、そうだね」
「また一緒に行こうね!」と言う彼に私は笑顔で答えた。そして私達は家路についたのである……。
(ああ、本当に幸せだな)と心の中で思いながらも私は彼と一緒に過ごす時間を大切にしようと思ったのであった……。
ーーーーーー
次の日ギルドに行くとそこにケインの姿があったのだ。彼は私を見ると嬉しそうに駆け寄ってくる……。
(ああ、可愛いなぁ)と思いながらも私は彼を見るだけで笑顔になれる気がしていたのだ。
「おはようケイン」
「おはようカミル」
今日も私たちはギルドの依頼掲示板を眺めている。
どれをやろうかとケインと相談しているとアベルくんがやってくる。
「おはようカミル、ケイン」
「あ、おはようアベルくん」
「おはようございます!アベルさん!」
私達が挨拶をすると彼は笑いながら言った。
「相変わらず仲が良いな君たちは」
「あはは……それほどでもないよ」と私は答える。するとアベルくんは私の耳元で囁いた。
「カミル……君は本当に可愛いね……」
「……っ!」と私が驚いている間にも彼は続けて言うのだ。
「ねぇ、今度2人でデートしないかい?」
「だめだぞアベルくん!カミルは僕の彼女」
「いやいや彼女違うし!彼氏だし」
「あ、そうだったね」
「バカップル共が!まあいいや一緒に依頼こなすぞ!これが依頼書だ」
アベルくんが依頼書を持ってくる。
『チェイサードック』が暴れているので討伐依頼がどうやら来たようだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます