第7話

「おい、起きろ」

「んぅ……おはようございます旦那様」

「ああ、おはよう」

「昨日はとても楽しかったですね……」

「そうか?まあ、私も悪くはなかったかな……」

私は素直に感想を述べた。すると彼女は嬉しそうな表情を浮かべると言った。

「また一緒に遊びましょうね!」

そう言って抱き着いてくる彼女を受け止めながら私は思ったのだ……。

(これは一体いつまで続くのだろうか?)と……。しかし考えても仕方がないと思い考えるのをやめたのだった……。


「旦那様!今日は何をして遊びましょうか?」

「いや、私はそろそろ帰らせてもらう」

私がそう言うと彼女は不満気な表情を浮かべた。

「どうしてですか?まだ来たばかりじゃないですか……」

そう言って私の腕に抱きついてくる。すると彼女の柔らかいものが押し付けられてきたので私は思わず反応してしまった。すると彼女は嬉しそうに微笑むと耳元で囁いてきたのだった……。

「ふふ……旦那様も満更でもないようですね?」

その言葉を聞いた瞬間、私の顔は真っ赤になった。

「そ、そんな事はないぞ!?」

慌てて否定しようとするが上手く言葉が出てこなかった。すると彼女は更に強く胸を押し付けてきたのだ。

「旦那様……私を抱いてください」

その言葉を聞いた瞬間、私は理性が崩壊しそうになるのを感じたが何とか踏み止まった。

(落ち着け私……相手は子供だぞ?)

そう自分に言い聞かせて気持ちを落ち着かせると彼女を引き剥がす事に成功したのだ。そして改めて彼女に言い聞かせる事にした。

「いいか?私達はまだ出会ったばかりだしお互いの事をよく知らないだろう?」

「はい!そうですね!」

「だからまずはお互いの事をよく知ろうじゃないか」

「はい!分かりましたわ!」

そう言うと彼女は素直に従ってくれた。なので私は彼女と一緒に外へ出掛けることにしたのだ。街の中を歩きながら色々な話をしたのだが、彼女の名前すら知らない事に気付くと私は彼女に名前を尋ねた。すると彼女は笑顔で答えてくれたのだった……。

ーーーーーー

(さて、どうしたものか……)

私は悩んでいた。というのも目の前には全裸の少女がいるからだ。

「あの……そろそろ服を着たらどうだ?」

私が声をかけると少女は不思議そうに首を傾げた後でこう言ったのだ。

「どうしてですか?別に見られても構わないでしょう?」

「いや、そういう問題じゃないだろう!?」私は思わず叫んでしまったが少女は全く気にしていない様子だった。それどころか私の方を見て微笑んでいる始末である。私は頭を抱えたくなったが何とか我慢した。

(これは一体どういう状況なんだ?)

そう考えていると少女が再び話しかけてきた。

「旦那様は私を抱きたくないのですか?」


「いや、そういう訳ではないんだが……」

私が歯切れの悪い返事を返すと少女は不満げに頬を膨らませた。そしてそのまま立ち上がると私の方に歩いてくると抱き着いてきた。そしてそのまま唇を重ねられてしまったのだ……。

(これはまずい事になったな……)

私は頭の片隅でそんな事を考えていたのだが、すぐにどうでも良くなってしまったのであった……。結局この日はそのまま彼女と一夜を過ごす事になったのだった……。翌日、目が覚めると隣には裸の彼女が眠っていた。

「はあ……夢ではないか」

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