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どうも。
二日目を読んでくれているということは、ある程度の期待を得られたかな? 何を期待されても、差し出せるのはどうでもいい話ばかりだけどね。
まだ様子見くらいかな。まぁそうだろうね。
今日は昨夜から続く雨がお昼過ぎくらいまではしゃいでいた。ちょうどアルバイトに出かける頃に止んでくれて助かった。と思えば職場に着いた頃また降り始めたんだけどね。それからちょっとだけ地面を濡らして、雲の隙間から爛々と光が差し込み始めた。今は曇ってはいるものの、ちゃんと空も見えている。予報ではここから晴れるとのこと。明日もアルバイトだから、傘を差さなくていいのは助かる。
雨上がりというのは作家の端くれとしては想像力が掻き立てられる瞬間のひとつで、水溜まりに虹を写してみたり、希望を見出してみたり、事件の証拠がどこかに隠されていたり。どんな状況にも成り得るポイントとして優秀だ。上手く使えれば怖いものなし。今の僕では、エピローグで情景だけは綺麗に終わらせるくらいしか出来ない。不甲斐ないな。
僕の書く物語は、そういうところが下手なせいで酷く稚拙に見える。想像力だけは一丁前なのに、それを表現する術を持ち合わせていない。この課題点は読書や歌詞から学べばいいのだが、どうにも趣味に偏ってしまって難しいらしい。事はそう上手く進まないね。
天気というのは空が持つ感情なのかな。結構人間の持つ感情と類似する部分があると思うんだ。正確には、天気に感情を当て嵌めた、だろうけど。快晴が喜、雷が怒、雨が哀、晴れが楽。この辺りはよく目にする比喩だ。雪は儚さや純粋な心に喩えられるかな。他にも天気雨(僕は狐の嫁入りの方がしっくりくる)は泣き笑いとかね。先人の想像力は凄まじい。何がどう作用してそんな比喩に辿り着くのか。日本語って面白い。
あまり知らないけど、海外の比喩とか有名なフレーズとか、そういうのも面白いよね。日本で例えるなら夏目漱石の「月が綺麗ですね」みたいな、そういうの。国内外問わず、そういう好きなフレーズあるよって人はコメントに書いてください。いくつでも歓迎するよ。
今日はこの辺りで終えるとしようか。昨日より僅かに少ない分量だね。いつまでこれくらい書けるのやら。口調はこの感じがデフォルトかもしれない。昨日はおかしかった。うん。
じゃ、また明日。
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